閉鎖回路
かすれたままの文字を辿って歩む道の先に
逃げることなどできやしないと迷い留まっている
忘れられない過去を巡って千切れた靴紐は
途切れぬ道の石につまづき空を見上げている
心は閉ざされている全てを拒むように
物音ひとつとっても悲しみを想起させる
期待と希望を持っていた
あの日々はもう帰らない
なにかを求める気持ちも
今では見失ってしまった
私情も思考も捨てようと
暗示をかけていたんだろ
解き放たれた僕には
なんにも残ってなかった
秘める言葉をついては今や違う夢を描き
染まる景色と移ろう時間の答えを訪ねている
心は閉ざされている全てを拒むように
物音ひとつとっても悲しみを想起させる
期待と希望を持っていた
あの日々はもう帰らない
なにかを求める気持ちも
今では見失ってしまった
私情も思考も捨てようと
暗示をかけていたんだろ
解き放たれた僕には
なんにも残ってなかった
種を蒔いて芽生えた双葉
朽ちるのをただ見ていた
自分も同じだと思い至り
無感動に堕ちる
期待と希望を持っていた
あの日々はもう帰らない
なにかを求める気持ちも
今では見失ってしまった
私情も思考も捨てようと
暗示をかけていたんだろ
解き放たれた僕には
なんにも残ってなかった
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