六花の琴
「六花の琴」
とても遠い春の前に旅立つ背中を
ただ
此処で片待てば千の景色
浮かんでは消えていく
為む方なく思えど 糸を頼りに紡いで
宛名のない手紙を 名前のない旋律を
愛しさが満ちゆき
侘しくてさめざめと泣くのでしょう
願わくば 今一度 あなたに奏でて 叶えて 奏で
鳴呼
静けさが甚く胸を締め付けるようで
自由を持つ鳥のように
飛べたら追いかけるのに
愛しさが満ちゆき
侘しくてさめざめと泣くのでしょう
悲しくて震える言の音は何処まで届きますか?
私を鳴らすのは恋しさと刹那さが入り交じり
願わくば 今一度 あなたに奏でて 叶えて 奏で
傍らにあるのはいくつもの
姿を変える玻璃の珠
瞬いては眩し
舞い降る六つの花
愛しさが満ちゆき
侘しくてさめざめと泣くのでしょう
悲しくて震える言の音は何処まで届きますか?
私を鳴らすのは恋しさと刹那さが入り交じり
願わくば 今一度 あなたに奏でて 叶えて 奏で
とても遠い春の前に旅立つ
二人の灯
共に
コメント1
関連動画1
クリップボードにコピーしました
ご意見・ご感想
ra10n89
ご意見・ご感想
DLさせていただきました。
ありがとうございます。
2010/04/08 12:31:29