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yamine　orz

陽を背にし加速する
孤独の地につたう花は
空の棺の中で
君に贈る花束

愛しくて　恋しくて　全ての花に宿る君が
切なくて　恋しくて　この背に君の背重ねた

幕として示された
十字の地に伏せる君が
一つ、二つと刻む
時に積もる愛しさ

切なくて　恋しくて　全ての壁に涙の痕
愛しくて　恋しくて　この手に君の手重ねた

月明かり照らされて歩み始める未来
この空に決別と最後の花を君に捧げた

愛しくて　恋しくて　全ての花を燃やし尽くす
愛しさが焼き尽くす未来には君の手は無い