ジャケット

00:00 / 04:04

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

天文ドーム

「卒業」の曲です。季節ネタは旬という締切があるので、いつになっても完成しない人にはいいかもしれません。>自分orz
学生の頃なんて自分にはもう遠すぎて、ノスタルジーというよりファンタジーの領域です。
でも一応天文同好会だったりしたので、そのときの情景をなんとか思い出して描いてみました。

―――――――――――――――――――――――――――――――――――

天文ドーム

タイムリミット告げる 聞き飽きたチャイムの音
真横から差す夕日 眩しくて目をそらして
気づくといつもそばに 猫のように居た君
何故かいざ探したら 猫のように居なくなる

卒業式が終わった 空っぽの校舎探し歩く
溢れ出す君の記憶を 未だ思い出なんて言いたくない

いつも一緒だった 理由なんてなくて
そばに居るのが 当たり前で
心地よい居場所を 無くすのが怖くて
答えを出せずに ここまできたけど
遡る記憶の 笑顔に溺れて
このまま 何もできないのかな・・・

天文部のイベント 夏休みは流星群
観測そっちのけで 朝まで騒いでいたね
星が帰った後に 僕らも一緒に帰る
眠い目こすりながら 並んで無言で歩く

少しづつ行く季節と 少しづつ変わる君の心
気づかないふりしたまま 永遠だって信じていた

そうだ忘れてた 君と僕だけ持ってた 天文ドームの鍵
屋根を開いて 細く差し込む夕日の先 君がいた

「遅いよ、バカ」って 小さな君の声
赤い目が ぎゅっと僕を睨らんだ
「探したよ、バカ」って 言い返したけれど
愛しさが 押さえきれなくなって
ふくれてそっぽ向いた 君の手首捕まえ
そっと肩を抱き寄せ言った 「好きだよ」

閲覧数:307

投稿日:2012/02/10 22:18:19

長さ:04:04

ファイルサイズ:5.6MB

カテゴリ:音楽

クリップボードにコピーしました