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記録「鈴蘭」
https://www.nicovideo.jp/watch/sm44814218?ref=garage_share_other
ある日、いつもの帰り道
少し世界が狭かった夜
何を思うこともなく、ペダルに足をかけた いつもの帰り道
踏切の音と並走して、微かに鳴ったいきた声
確かに響いたその音を、紡いでいこうと思う。
「なさけないな、と笑うにはまだまだ悔いが足りないね」
最初の贈り物は中が見えないまま奥にしまいこんだ。
拙い汚れと自認した無に意味があると拾って包んだ
その一定間隔の命綱で、今は笑えてるよ。
何度だって断ちたいと思った
何度だって抱きたいと願った
全部全部、そこに一等星があったから
全部全部、鈴蘭を枯らしてしまったから
18が生んだ黒はあっけなく白に中和される
その程度の人だった。でも芸術だと認められた気がした。
生憎、無地を描くのは得意だから だから
どうか、誰も見えないように。
襲いかかる目眩と朱殷、眠気が鼓動のテンポを下げた時
身勝手なおせっかいに多くの時間を溶かした。
普段の足枷が少し外れた感覚を初めて知る
どうも、迷信以上を信じたいらしい。
何度だって断ちたいと思った
何度だって抱きたいと願った
全部全部、そこに一等星があったから
全部全部、鈴蘭を枯らしてしまったけど
青を見て赤を見て紺にすがった
情景は未だ白紙のまま 重ねて
秋の夜、途に触れた まるで違った
そんな彼の一縷の便箋を繋げるよ
「波は来たら帰っていくし、雲は周りを見ずに去っていく。」
「その一瞬を奇跡と呼んで誰かの救いに勝手になっている。」
「だから、これも今日を晴らすためのありふれた奇跡だよ。」
その一定間隔の命綱で、今は笑えてるよ。
ある日、いつもの帰り道
少し世界が狭かった夜
何を思うこともなく、ペダルに足をかけた いつもの帰り道
踏切の音と並走して、微かに鳴ったいきた声
確かに響いたその音を、紡いでいこうと思う。
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