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空遠く 悲しみの記憶
いつまでも忘れない
赤滲む 音なき終わり
光へと変わった
長い間歩いた
何を探していたの
もう 眠っていいよね
誰かが待っていたんだ
あの赤い花の場所
遅すぎたけど やっと...再会
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空を見上げて 思い出すのは
優しい貴方の瞳
貴方と出会った あの日の空も
綺麗な蒼だったね
走り回って 野に寝転び
夕焼けに 手を伸ばす
「また明日ね!」と笑う
貴方に伝えたい気持ち
想いの名前を
幼い私は知らなかったよ...親愛なる貴方へ
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ここまで 何処まで?
走り続けるのだろう?
「止まって!」誰かの
声が聞こえたような気がした
心の 泣き声
何故無視したのだろう?
現実? 幻?
零に等しい心音
叫び声 響く音
ぷつり 途切れた 着 信...Hell
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遠く 揺らめいた影ひとつ
窓に駆け寄る僕はひとり
落ちる雫は雨だろうか?
声が閉ざされてく…
寂しいのなら帰って来てよ
ずっとずっと待ってるから
逃げないで 泣かないで
僕はここにいるからね
伸ばす手を 怖れないで
側にいるんだから...雨音