初花

白い雪がちらほらと　笑うかのように
東京の雪は解けるのが早いから
あたしの靴はぐしょぐしょで
手のひらに乗せると　無くなってしまう
私はまだ温かな人間でいられると
ココロはあたたかくなっていく
裏切ってなんかいないんだ　気のせいなんだよ
信じてくれない君なんて　いなくなればいいと
ちっぽけなあたしは...

なんとなく
もやもや
あえていうなら
切なくて
表現しづらいこの気持ち
私にも何か解らない
楽しいと思ったら
次の瞬間には
どん底
何でもない休日...

あの日 世界から色が消えた
ツヨガリ 消えないように
あたし1人ぼっち
無くしたもの
忘れそうで
忘れたくなくて
すがり付くしかなかった
あたしは弱くて
でも自覚したら終わりなきがして
頼れなくって...

　消えゆく小さな灯(ひかり)
　追いかけて進んでゆく
　真っ暗な闇の中　あの灯だけを頼りに
　進んでゆく
　１人で生きてるわけじゃないから
　苦しくて　へこたれて
　疲れちゃったりもする。
　
　でも１人じゃないから
　救われることもある...

１人では
　無力で　非力で
　何にも出来ないけれど
　たくさん集まれば　なんだってできるんだ
　たとえば　千集まれば
　人に祈りを託される
　たとえば　たくさんの募金が集まれば
　１人の命が救える
　たとえば　心が１つになれば
　悪いものを倒せるの...

　交わることがあるならば
　それが運命だと
　　　　　　信じるわ　
　あなたはあなたの道を
　私は私の道を歩む
　それぞれ違う夢を
　
　胸に刻んで歩きだす。
　違う時違う場所違うモノ
　混ざりあえるとは思ってない...