さく

君のことは　よく知らない
バス停で　会うだけだもの
君のことは　よく知らない
僕だけの　あだ名をつけたの
話をしたことさえない
たぶん見ているだけで良かった
雨に濡れてる　バス停小町
傘を差しだせずに
通り過ぎた夜を　生涯　僕は悔やむだろう
君のことは　よく知らない...

A
僕は愉快なカボチャ頭さ
くりぬかれたから　中身は無いの
僕は愉快なカボチャ頭さ
実は端から　中身は無いの
B
種はあるけど仕掛けは無いの
笑ってるけど　死者の類なの
S
ちょちょいとイタズラ　驚天　仰天...

＜インサビ＞
サビサビサビ　身から出た錆
サビサビサビ　出し尽くせ　心の錆を
＜サビ1＞
AメロもBメロもない
ただ　そこに　サビがあるだけ
＜サビ2＞
サビさえあればいい
それだけが歌のすべて
全てはサビにかかっている...

ロケンロー　ロケンロー　イェーイェー　ロケンロー
たとえば　それは野に咲く　あの花のように
どこからか来て　この場所にもある
僕は聞いてる　猿真似もする
教えたり　教えられたりで
ずっと　ずっと　つないでいく
本当に自由だ　いつまでも自由だ
生まれながらに自由だ
響き渡れ　永遠ロケンロー
ロケンロー...

1A
そうだ　悲しみを食わせてやる
ただ　それだけだ　理由はない
今夜　ひび割れそうな飢えを抱いて
頭蓋に　突き刺さる　皆既月食
1B
掃いて捨てるほどの仮想現実だ
五感を差し出してなお
降りる駅は選べるなんて
一行広告詐欺...

A
何か久しぶりだな　急に　思い出してさ
ずっとしまってた思い出を　処分することにしたんだ
きっと君は今頃　どっか　遠いところで
幸せになってるんだろうな　そう思うことにするよ
B
君からもらった手紙は
ちゃんと届いていた
返事を書かなかったのは
もう関係ないからさ...

A
「言わなくってもわかるでしょ」
嫌な顔　嫌な顔
どこまで知った気　思いあがって
やめろって　なのに　したり顔
B
だってだって言ったって
だってだって言ったって
だってだってだってだって
痛ったったった...

A
涙を拭いて　見えた世界は
新しくもない　オーダー
あくびしていた　昨日も今日も
望まない夜明けも　飲み込んで
B
今年初めて雪が降ったから
君を思い出してみたんだ
どうでもいいテレビとネットニュース
静寂はどこだ...

A
瓶詰めの不幸メール　届けろ汚染海域
負けるが勝ちの雲行き　シケてんだよ　みんな笑ってら
近日公開予定　不平不満塗りたくる嘘
お前らすべて道連れ　不平等　悪あがきドリップ
B
問わず語りの評論家　次々積みあがるクレーム
見つからない価値　出口　愚痴　何がしたいのかタグって
S
L+C L+C L+...

A
月の下で手をつないだ
それだけで眠れなくなった
ちぐはぐなリリック書いて
深夜2時の魔法に酔った
誰も信じないくせに
神様はいると思った
たまに鳴る電話を待って
眠れない夜を増やした
B...