朽ちていく時計
刻む日々
なだらかに季節過ぎて

年月(としつき)数えて昼下がり
静かに時告げ 時計塔

震える小さな一日の
隣に響いた鐘の音は


薄暗い僕の思い出さえ
照らし出してまた進んでいく

刻む足音はひとりぶん
君と見下ろした町並みに

今はひとりでかけ上がる
小高い螺旋の時計塔

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

時計塔

ネコヤさんの曲
http://piapro.jp/content/1dabdwmgptbfyntd
に作詞させていただきました。

力強く儚く、はたまた荘厳な印象をも受ける曲です。

仮タイトルが時計塔だったので
私もそのまま時計塔を基本として詞を起こしてみました。

今はいない「君」と見下ろした時計塔からの町並みを
今度は一人で見に行こうという曖昧なお話をテーマにしつつ
寂しさと決意と希望のようなものを出せていたら……幸せです。

閲覧数:171

投稿日:2008/06/25 19:05:25

文字数:146文字

カテゴリ:歌詞

オススメ作品

クリップボードにコピーしました