いつもどおりの町並み
半分欠けた月が浮かんだ
少しかじかんだ指で
透明な夜空をなぞる

何処にいるかも分からない
君のとこまで届かない
空っぽのメモリィかざして
越えられない壁感じてたんだ

降り積もる雪はまだ冷たく舞い
君の温度も知らないんだ
プラスチックで出来た飾り物の私を
寂しさで押しつぶす
痛みも苦しみも
感じない
ただ見上げては
さまよう
空っぽのままでいた
私にはもう戻れない

まだ見ぬ世界に
いる気がするんだ
心が閉ざした
この狭い砦

風は薄い雲を吹き飛ばしてく
半分欠けた月はまだ傾かない
道の先が見える内に
凍えないように
雪の中を駆ける
吐く息と銀色と
淡く輝く光
見えるまで見えるまで
駆けぬけていくだけ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

【応募作】スノゥドーム・ドリィム

エリーシャ様の曲に応募させていただいた歌詞です。
字数が前後してますが、調整可です。

閲覧数:223

投稿日:2010/12/12 21:50:18

文字数:317文字

カテゴリ:歌詞

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  • エリーシャ

    エリーシャ

    ご意見・ご感想

    はじめまして、エリーシャ@とめと申します。
    この度は作詞していただきありがとうございました!

    早速拝見させてもらいました。

    曲の情景から入る歌詞は雰囲気が伝わっていいですね!冬の寒さと切なさを感じます。
    プラスチックや空っぽのメモリー など無機質な感じがする名詞もどこか空虚感があり、雰囲気が出ていると思いました。後半で少しだけ前向きになるんですね。なんとなくですが「道の先が見える内に」という部分でそんな印象を受けました。

    今回は複数の歌詞応募がありましたので選考というかたちになります。選考なんて出来る立場や実力ではないのですがご了承下さい;;


    2010/12/13 00:44:28

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