気も遠くなるような この宇宙に魅せられたの
詰めこんだ コトバは 細い手に 抱きしめていくよ
憧れも 希望も 反射して 光るすがた
ボクの目に映るは 恋人みたいな衛星
いまに届くからね、と 絵本に見た牡羊座のよう
神話が落としたユメさえも 拾い積んでいく
漂う夜にも沈まない ワスレモノだってないよ
○‐地球 抜けて 木馬の舟
送る信号は キミに キミに 宛てて
聞こえてるならお返事を ボクに ボクに ちょうだい
「帰れないな」呟く かなしくって星を流しても
上るほど消えてく灯りに 凍えそうだ
呼吸が閉じていくような ココロ狭くなるような
満タンのような おなかのすいたときに似てるような
このキモチがどうしてなのか キミは知っているのかなぁ?
×‐ふらふら 泳ぐ 木馬の舟
ひとり 旅するボクが ボクが もらった
3文字のこのタカラモノ キミの声で呼んで
ココがざわつくような セカイ明けていくような
さびしい旅も 忘れるほど ね、月がキレイだよ。
○‐宇宙 泳ぐ 木馬の舟
送る信号は キミに キミに 宛てて
もう会えるよ 見えた あとすこしだ
いまに溶けそうな ボクの ボクの ココロ
待ち望んだお返事なら 手渡しで聞かせて
【曲募集中】 ○×△と恋の月
※前のバージョンに読みと、字余り個所を含め音数の補足を載せております。特殊な読みが多々ありますので、お手数ですが併せてご覧頂けたらと思います。
モチーフは月とアポロ11号。
アポロが月に恋をした、そんなお話。
タイトルは「まるばつあぽろとこいのつき」と無理矢理ですが読んで頂けたらと思います。
△=アポロ以外はまだ読めると思うので、ここだけ大目に見て下さい;
「ボク」は、アポロ11号に乗っていた宇宙飛行士、というより、アポロ11号という機体の一人称のつもりで書きました。
アポロ11号が宇宙飛行士に操縦されて進んでいく様を、目に見えない木馬の舟に乗っていくイメージです。
宇宙船が舟に乗るというと変な感じかもしれないのですが、それもふまえて不思議な、ファンタジーな雰囲気を作れていればと思います。
名前からの連想で、ほんのりとチョコレートの匂いを最後のサビに持ってきてみました。(いまに~ココロ)
「月が綺麗」は、やっと間近で、肉眼で見た月という星への感嘆と、アポロから月へ、有名な「I love you」の和訳としての意味も兼ねています。
*補足
・牡羊座の話
一説ですが、継母に生贄にされそうになっていた兄妹を迎えに行った羊とされています。
二人を乗せて進む途中、妹は海に落ちて溺れてしまったのだとか。
「いまに届く~拾い積んでいく」は、その妹のことだけでなく、大きな神話・世界の中では落とされたきりそのままにされてしまう些細なものさえ、ひとつも落とさず拾っていく、というような意味合いです。
・「3文字のこのタカラモノ」
「アポロ」という名前のこと。
アルファベットだと違いますが、あくまで日本語詞なのでカタカナでの字数で数えました。
元は応募用でしたが落選致しましたので曲募集失礼いたします。
不思議な浮遊感というか漂流感のある様なイメージと言葉のリズムを意識して書いてみました。
11/13 ちょっと変更。
11/16 誤字訂正
コメント0
関連動画0
ブクマつながり
もっと見る私に接吻ける貴方のこと
ずっと前から嫌いでした
木星が騒ぐ夜に目を覚ます
引き出しの青いペンで日を記す
所詮は人目に晒すまでもない
ありふれたララバイですからして
閉ざす
貴方はきっと知っているのだ
私が風船でできていること
誰かの吐いた空気を今日も...融呼吸
吹憐
あんなこと聞いたから
言葉一つで
心を枕に濡らしてみた
風船 ふくらますように 怒って
蛇口 ひねったみたいに 泣いて
ちくたく 時計はせわしく 進んで
居場所も何もどこにもないのに
目が眩めば 間もなくテイク2
そういえば留守番電話
何件もあったんだ...午後から雨が降る
なまぎ
空の青はどこまで続くの
海の水はどこから生まれて
何を目指すのだろう
それが知りたくて
僕は旅に出た
朝露に光る花にキスをして
潤った唇から
優しい言葉になるように
願いを込めて
今しか出来ないことがある...Fry to the world
みなつき
昼から夜へ熱は冷めて
お腹の空いた街を風が通り抜ける
音もない部屋から見下ろす道
すこし前にひとりで通った僕の面影
等間隔の街灯が ぽつりぽつり向こうから光を連れてくる
そんな魔法の一瞬を 今日も僕はどこかで 見たんだけど
何度だって 震えながらでも待つよ
うたた寝しちゃうくらい 穏やかな日だまりを...【曲募集中】 ブランケッタ
2430a
なんかの本で 読んだんだ
ぼくらは星が 元来だ
ランダム点で 転がって
こんがらがって こんなんだ
すごい やばい 奇跡 なのに
深夜にぽんと 考えた
確率論の 展開だ
プレミア物の 当選が
どうなってって こうなった?
えらく ひどい 女神 がいる...ブンザイ
らいらい
雲の上で寄り添った
星と月と空気
飛行機のって 辿り着いた
夢の中の世界
口笛の 泣き声を
聞いていた 少しずつ
落ちてきた 一粒に
ランプの火が消えて 朝になるまえに
ちょっとだけ 歩いてきませんか?
知らない間に灯る 想いは吐き出そう...夜空の知り合い
なまぎ
クリップボードにコピーしました
ご意見・ご感想