砂に 描(えが)いた未来図
波に さらわれていても
ふたり笑ってたね
つないだこの手は もう
ずっと離れないと
信じて
当たり前の永遠(えいえん)
掴んでいたはずの
手からこぼれ落ちる
私達(フタリ)の指輪(ミライ)

あの海で 恋をしたのです
抱き合って キスをして 約束も
貝殻に ふたり耳をあて
聞いたよね 忘れない あの日の
さざなみの音・・・

築き上げた砂の城
高く 高くなるほどに
ふたり怖くなったね
宝物が増えて
失ってしまうこと
いつから?
守ることばかりで
気付いたら中身は
空っぽになっていた
私達(フタリ)の宝箱(ハコ)

やわらかな 愛に包まれた
そんな日々がかつてありました
遠い もう 昔のことです
今は ただ 深い海の底に
眠る想い出・・・


戻るから 夏の終わりには
あなたとの恋の貝殻(カケラ)拾いに
よみがえるように 何度でも
帰りたい 時よ巻き戻して
あの夏の日に

あなたに会いたいよ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

シェルメモリー

そふぃすとさんの切ないバラードの曲に、応募用の歌詞を書かせていただきました。
とても・・・いい曲です。

閲覧数:213

投稿日:2010/08/27 22:26:51

文字数:414文字

カテゴリ:歌詞

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