戦火が空に掲げられ
剣を手にし旅立った
愛しい人を守るため
敵を討つのだと

すぐに帰ってくるからね
泣き出しそうな君の瞳に
約束だよとしっかりと
契りを交わしあった

誓いを裂くように
信じられぬ知らせ
祖国が攻められて
あの人も亡くなったと

何も出来ないままだった
自分を憎み悔やみ
泣き叫び求めても
君は帰らなくて
この身を怒りと悲哀に
任せ刃を振るう
真っ赤な海の中で
何も感じないよ

再び火が上るとき
僕らはまた歩き出す
どんなに険しい道のりも
超えてやるのだと

僕は前に進むんだ
たとえ君を失くしても
二人がいたあの場所だけは
守り抜くと決めて

幾つもの戦場で
幾つもの死を見た
僕の手はこんなに
大切なモノ奪ったのか・・・

罪深いことと気付いても
今更やり直せない
君が言いたかったのは
こういうことなのか
血に染まる両手の先に
君の笑顔が映る
戦うことしかできない
僕を許してくれ

涙で滲む空 響く君の言葉
「死なないで帰ってきて 
愛しい命だから」

今ならわかる本当の
この戦いの意味が
守るべきものが何か
教えてくれたんだ
僕は前を向いて行こう
君が示す旅路を
一歩ずつしっかりと
生きると決めたから



せんかがそらにかかげられ
けんをてにしたびだった
いとしいひとをまもるため
てきをうつのだと

すぐにかえってくるからね
なきだしそうなきみのめに
やくそくだよとしっかりと
ちぎりをかわしあった

ちかいをさくように
しんじられぬしらせ
そこくがせめられて
あのひともなくなったと

なにもできないままだった
じぶんをにくみくやみ
なきさけびもとめても
きみはかえらなくて
このみをいかりとひあいに
まかせやいばをふるう
まっかなうみのなかで
なにもかんじないよ

ふたたびひがあがるとき
ぼくらはまたあるきだす
どんなにけわしいみちのりも
こえてやるのだと

ぼくはまえにすすむんだ
たとえきみをなくしても
ふたりがいたあのばしょだけは
まもりぬくときめて

いくつものせんじょうで
いくつものしをみた
ぼくのてはこんなに
たいせつなものうばったのか

つみぶかいことときづいても
いまさらやりなおせない
きみがいいたかったのは
こういうことなのか
ちにそまるりょうてのさきに
きみのえがおがうつる
たたかうことしかできない
ぼくをゆるしてくれ

なみだでにじむそら ひびくきみのことば
しなないでかえってきて
いとしいいのちだから

いまならわかるほんとうの
このたたかいのいみが
まもるべきものがなにか
おしえてくれたんだ
ぼくはまえをむいていこう
きみがしめすたびじを
いっぽずつしっかりと
いきるときめたから

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

戦場の誓い(仮)

勢いで書いたので少し無理がある箇所がいつくかあります・・・;
決意を固めた姿が描けていれば、と思って書きました^^

閲覧数:315

投稿日:2010/10/29 23:20:39

文字数:1,130文字

カテゴリ:歌詞

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  • つきのP(きつつきのわ

    つきのP(きつつきのわ

    ご意見・ご感想

    学生9110さま

    こんばんは。つきのPこときつつきのわです。
    このたびは前作に引き続き2作品の歌詞のご応募、誠にありがとうございました。
    締め切りを過ぎた分も選考対象として拝見させていただきました。
    悩みに悩んで選考した結果、
    ねころーど様の「月だけが見ていた」を採用させていただくこととなりました。
    今回は学生9110様の作品を採用するに至りませんでしたが、
    今後もPIAPROで歌詞募集を行う予定ですので、機会がありましたら
    よろしくお願いいたします。

    2010/11/04 21:53:10

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