儚い僕らの世界
届かない手を抱き締め
まだ そこで足踏みしてる
後ろには足跡ありますか?

ただ惑い続けた
過去の幻が 追い求めているよ
散り行く羽たちを
この手で強く握り締めて

次第に変わりゆく世界でも
僕は変わらずに居たかったよ
けれどそれも許されることなく
白き羽は黒く染まり

どんなに足掻いても
染まったものはもう戻れないよ

儚い花弁の様に
散りゆくは僕のココロ
想いに相反して
艶めく漆黒の翼

純白の翼を
この背に背負ってたあの日に戻りたくて
叶わない現実(リアル)に
涙する日々が続くよ

二度とあの日に戻れなくても
願うことはやめられなくてね
ココロから願っているのにさ
どうして叶わないのかな

どうかあの日の
幸せな刻(とき)を返してくれ

僕の悲痛な叫びは
虚しく闇の中消えてゆく
こんなことなら
君の言葉に もっと耳傾けておくんだった

君の手を振り払ってしまったの
今はとても悔いているんだ
この背の翼が罪の証
もう戻れない烙印さ

闇に染まってしまった光はね
鈍い輝きしか放てずに
朽ちゆく時間を過ごすだけ
もう何もできる事はない
過去を懐かしんでも
今が変わることはないから

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

絶望のツバサ【歌詞応募】

僕犬さんの歌詞応募に参加させて戴きました。
http://piapro.jp/content/daa5nxhtrcclj629

イメージは、罪を犯した天使。

閲覧数:137

投稿日:2009/08/04 22:50:57

文字数:505文字

カテゴリ:歌詞

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