[1A]
月が照らす 指先
白く 貴方 探して 迷う
風が鳴らす 木の葉の
落ちゆくさまを 羨んで

[1B]
残り香 笑顔 薄れてゆく
遠ざかれど 想い残ると
言い聞かせ

[1S]
傾いてゆく 十六夜の月 浴びて
届かぬ背中 想い 立ち尽くす
月はただ 静かに 光投げて
この身 焦がしても 答えなく

[2A]
辿る文字は 灯火
温もり 微かに 滲ませ
今も響く 言葉は
――『      』――

[2B]
さまよう雲は 貴方の影
行く末 ただ 幸あれとだけ
呟いて

[2S]
闇を 見下ろす 十六夜の月 浴びて
隠した涙 抱いて 立ち尽くす
月の光は ただ胸を染めて
欠けながら 巡る 永遠に

------------------------------------
譜割り用
------------------------------------
[1A]
つきがてらす ゆび さき
しろくあなた さが し て まよ
かぜがてらす この はの
おちゆくさまを うらやんで

[1B]
のこりがえがおう す れて ゆく
とおざかれど おもいのこる と
いいきかせ

[1S]
かたむ いて ゆく いざよいの つきあびて
とどか ぬせ なか おもい たちつくす
つきわ ただ しずかに ひかりな げて
このみこが して も こたえなく

[2A]
たどるもじわ とも しび
ぬくもりかす かに に じ ませ
いまもひびく こと ばわ


[2B]
さまようくもわあ な たの かげ
ゆくすえただ さちあれとだ け
つぶやいて

[2S]
やみを みお ろす いざよいの つきあびて
かくし たな みだ だいて たちつくす
つきの ひか りわただ むねをそ めて
かけながら めぐ る えいえんに

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

【応募用】 『十六夜の月』(仮)

応募用の歌詞です。
↓本家はコチラ↓
http://piapro.jp/content/vukja526w7rw2s6n

和風のしっとり切ない曲+秋というお題に、ストレートに「月」+悲恋で。
バラードなので分かりやすいように、古文調を意識しつつも現代語の範囲内に収めた…つもりです。
純現代⇔純古文調のシフト、心情や情景のシフトも承りますので、何かありましたらご連絡いただければと。

※2A「   」の直前フレーズは、現バージョンと『声にならぬ 言葉は』で悩んでました。
「貴方」の言葉にするか、「私」の言葉にするかの違いなのですが…。

※2B 幸こそあれ⇒幸あれとだけ、に修正。
   締め切り後にすみません。どうも浮いているような気がしたので…。

そんな感じで、ご検討いただければ幸いです。

閲覧数:184

投稿日:2010/11/14 09:12:00

文字数:755文字

カテゴリ:歌詞

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