うたた寝を切り取って
やっと今日が始まると
想いを散りばめていき
高く重く降り積もる
カップに雪をすくいあげて
ティータイムは冷たい味
ホコリを吸って降る雪なら
ティータイムは大人の味
窓を白くまぶした 季節の最後
白紙のページが用意された
一段落をつけようか
水のない花瓶って
きっと静かにこう言うよ
「枯れ行く花びら 葉っぱ
誰か、誰かと待つだけ」
カップに雪をすくいとって
ティータイムはただの無味
なみだが凍ってできた雪なら
ティータイムはみんなの味
夢を白くぼかした 今年の最後
赤い指がほら 溶かしていく
足跡だけが点々と
ご意見・ご感想
バベル
使わせてもらいました
なまぎさんの歌詞「白紙のカフェ・ラッテ 」を使わせてもらいました。
よかったら聞いてやってください。
2010/12/26 12:50:20