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春が来て 新しい 制服まとって通う初 めての道 は少しだ け寂しくて 青空を見上げたんだ 月日は経ち 夏になった 嗚呼...
残された時間
quartet
歌詞を書かせていただきました。 物語: 新しい制服を身にまとい初めての道を歩く彼女は少し 心細くて空を見上げた。 しかし、それなりに日々を過ごしてゆく。 ある夏の日、彼女は蝉の声を聴き不安感に襲われる。 理由は分からない。 そしてその秋に彼女は倒れる。 気が付けば病院のベッドの上。 目を赤くはらした両親。父は母の肩を抱き寄せていた。 側には白衣を着た医者もいた。 そして私は気付く。もう長くはないのだと。 幼いころから心臓を患っていた私はよく学校を休んだ。 そしてようやく落ち着いたと思われた矢先の出来事だった。 しかし私は思い出す。 以前にこうなることが分かっていたような気がすると。 それから私は考える。 来年の今、この景色を観れるだろうか?と。 そして彼女は決心する。 短いながらも確かにこの世に存在した期間を 悔いの残らぬようにするために精一杯生きると。 そして空を見上げた。 物語はこんな感じです。 漢字入りの歌詞は出来る限り字数表に合わせてあります。 ひらがなのみの方は確実に合っているはずです…。 ですから、ひらがなのみの方が分かりやすいと思います。