小さな視界の未来(さき)導く
あなたくれた色眼鏡
もういらないからとつき返し
あなた泣かせた夜明け前

正解のない世界呟く
ぼやけた現実と嘘
通学路逸れた見知らぬ道
震え殺し踏み出す

転び出来た傷そのままに
走る　走る　息を切らして
あなたの愛の圏外でも
強く生きてやると叫ぶ

誘惑言い訳まかり通れば
あたし捻れた針金
夕焼け顔出す月見上げては
明日の意味聞いてた

折れた心継接ぎにして
膝を抱え俯く夜も
あなたの愛の揺り篭から
立てるまで手を貸さないで　どうか

いつかあなたに「ありがとう」を
言えるように指きりさせて
あなたの愛の圏外でも
強く生きていくと誓う夜明け

テキスト入力参考用ひらがな歌詞

ちさなしかいのさきみちびく
あなたくれたいろめがね
もいらないからとつきかえし
あなたなかせたよあけまえ
せかいのないせかいつぶやく
ぼやけたげんじつとうそ
つがくろそれたみしらぬみち
ふるえころしふみだす
ころびできたきずそのままに
はしるはしるいきおきらして
あなたのあいのけんがいでも
つよくいきてやるとさけぶ
ゆわくいいわけまかりとれば
あたしねじれたはりがね
ゆやけかおだすつきみあげて
わあしたのいみきてた
おれたこころつぎはぎにして
ひざおかかえうつむくよるも
あなたのあいのゆりかごから
たてるまでておかさないでどおか
いつかあなたにありがとおお
いえるよおにゆびきりさせて
あなたのあいのけんがいでも
つよくいきていくとちかうよあけ

ライセンス

色眼鏡

風杜鈴音

　えこまるさんのロックに作詞させていただきました。曲はこちら。
http://piapro.jp/content/za41myawe4wl5daa

「思春期の少女が歌う和製ガールズロック」をコンセプトに、ひとり立ちや親離れ、反抗期といったものをテーマにして作詞させていただきました。新年直前にアップ予定との事ですので、「新たなる門出」や「夜明け」というのも含ませています。
　同年代の少年少女と、そしてそういった子を持つお母さんに聴いていただきたい詞です。言葉にすれば照れくさい「ありがとう」を、歌にして叫んでいただければ。

　詞の流れは決意→挫折→誓いとなっております。世の中そんなに甘くないのです。それでも立ち向かう力強さを、この曲に感じました。

　歌わせづらい、意味がわからない、なんとなく違うなあ、などありましたら、どうぞお気軽にダメ出ししてください。いつでもご相談に乗らせていただきます。

　押し付けられた価値観でなく、自分で決めた価値に責任を持てるようになった時が、大人になるという事なのではないでしょうか。風杜鈴音でした。では、また。

追記：１フレーズだけ修正させていただきました。「言う悪」→「言い訳」(12/20)

まるで関係ない追記２：そういや27日って鏡音誕生祭じゃないか(12/22)