空も泣いた夜に 滴白く冷たく
赤い手の痛さも 溶かしてく
二人出逢った日が 霞むほど遠い道
想いの温もりも毀れ落ちた

記憶さえ消えて どんなに愛おしくても
小さな雪は降りやまずにすべて包んで

顔につく雪は すぐ溶けていくのに
冷たいと感じる心が
頬を今伝う 感情も落ちれば
雪に包まれて見失う


君とはじめて見た 綺麗な花畑が
見えないのは涙 それとも雪?
二人過ごした時 紙や心、写真に
刻んだ足跡も白く染まる

どんなにたくさん 笑い共に歩んでも
雪のように未来(さき)へと残すこともかなわぬ

足跡(きせき)も記憶も 全部なくなるのに
痛みと悲しみは消えずに
頬をまだ濡らす 止まらぬ涙は
雪に小さな跡をつける

未来(さき)にこの時が ないのなら歩みを
止めて思い出を抱きしめて
覆い隠されて この冬と共に
雪に溶けて想いよ永遠(とわ)に

もう ハナサナイ




ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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冬ノオワリニ

閲覧数:193

投稿日:2010/03/01 00:23:44

文字数:391文字

カテゴリ:歌詞

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