青空飛ぶ雛鳥たちは
地平の果てをまだ知らない
こことあそことの間に
あるものさえまだ知らない


暗い 暗い この部屋の中
鏡 映る 醜い僕が
狭い 狭い 空間の中
窓を閉めた


恋することにさえもう疲れてしまい
愛することにもう未来が見えなくて
夢見ることの残酷さに膝を折り
息をすることさえ 苦痛を感じて
でも生きてる でも生きている でも生きている


人々は慈しみを持ち
美しいものたちを愛す
人々は感性を持ち
美しいものだけ愛す


暗い 暗い この部屋の中
鏡 映る 醜い僕は
自分 隠す 闇が欲しくて
瞳閉じた


いつの間にか弱くなっていた心は
痛み嘆き妬み ただ喚き散らして
生きてく意味などは無いとうそぶいてる
命を捨てることは そのくせ怖い
でも生きてる でも生きている でも生きている


人生は投げ捨てるもの
旅人がそう呟いた
持ちあげてみれば意外と軽く
意味など何もないような気がした
誰かが縛り付けた結び目
中身も一緒に斬り捨てようか


花は咲き誇るための場所を選ばず
鳥は誰に聞かせるでもなくさえずる
風が吹くところに意味があるはずも無く
月は美しいまま姿を留めない

強く生きてく必要など無いはずだ
それを堕落と呼ぶならそう呼べばいい
尊くもない命振りかざしながら
誰の声も届かない孤独に泣いて
でも生きてく でも生きていく でも生きていく

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

人生は投げ捨てるもの

http://piapro.jp/content/y4mt2fb321ibtgte
の歌詞です。
1000文字制限に引っかかったので分離しました。

閲覧数:1,136

投稿日:2010/07/25 00:33:13

文字数:590文字

カテゴリ:歌詞

ブクマつながり

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