ある日、空に何もないような晴れた日、私の話は始まる。

              ~AND~ A Side

 私は今、心に感じられる物を探しに行こうとしている。誰かの言葉にも
こだわらず、私が行こうとしている道を今日は行ってみたい。そしてたどり着く場所には何故か、誰かが私を待っているって予感を持って...
 
 外に出た時、私は長く一息をしてから道に入る。歩くほど溢れる心は、私が何かを期待するという事を伝えているみたい。そして、明るく光る太陽が今日私にどんな話が待っているのかを囁いてくれるように見える。

 “もうすぐ、あの場所だよ。空と太陽、そして、誰かが待っているあの場所・・・・・・。”

 今日は、一人ぼっちじゃ物足りない日になりそう。

              ~WITH~ M Side

 一人で出来る事も多く有るけど、一緒になってからできる事は一人でやる事よりももっとたのしくて、もっと長く思い出に残るんだね。

 だから今日は、私が大切にしている人と一緒に話をしたり、遊んだり、
笑ったりして見たい。今日みたいな晴れた日には、空を見ながら思い出を話したい。そして、新しい思い出を作ってみたい。

 “いっしょにいる事、それはきっと大切な事だね。”

 何故か今日は、ちょっと違う気分がします。

              ~FROM~ C Side

 誰かに会うこと、そして、時を過ごすこと、それはきっと一人だけじゃできないんですね。この思いを伝えたいと思って、私は手紙を書きます。誰になってもこの手紙を見てくれて欲しいなって思いながらですね。

 手紙を書き終えたところ、私は‘外にはどんな事が起こっているのだろう?’という気がかりをもって外に出かけようとしました。そして私が行こうとする場所にはどういう話を話し合うことになるんでしょう?

 “これはきっと私から送る幸せの手紙になるかもしれませんね。”

 これっだけ晴れた日が有ったかな?

               ~TO~ S Side

 そういえば誰かから手紙がきていた。読んで見たら僕は何故か今までとは違うきぶんを感じた。‘これは間違いなく出会いの予感?’と思って携帯電話でメッセージを書いてみる。そして好きな人を選んでそれを送る。なんか
こういう事をしてる今の僕がちょっとおかしいと思うけど、今日だけはこの気分をたっぷり感じたい。

 出会いね......。その言葉の意味をちゃんと考えて見た事がない僕としては珍しい物だ。しかし、たまにはこういう出会いなら嫌いにはならないんだよね。先ほど感じたあの予感が確かになるそうな...?それじゃ、向こうか?

 “行きたい場所に、出会いたい人たちの所に、そして、新しい思い出が作れられるそうな予感がする所へ......。”

 同じ空の下、再び話の花がさく。

     ~EVERY~ Q Side

 ア「ここだね。」
 メ「この予感、間違いない...。」
 チャ「誰かが待っている、」
 シ「あの場所が、な?」

 ある日、同じ空の下で僕たちはであった。まるで、偶然のように。約束もしていなかったのに、出会ってからお互いに小さな笑顔を見せる。風は暖かく吹いていた。こうして全ての話が始まるのだった。

 ア「みんなおげんき?」
 メ「うん!今日は何時のよりもげんきだよ!」
 チャ「私もげんきですよ!」
 シ「みんなめっちゃゴキゲンだな~」

 たまにはこういう挨拶も僕らのはなし。道をあるいて行く途中にも笑いが止まらない。それはきっと、幸せ?

 シ「突然だけど、ちょっと写真撮ろうかな?」
 ア「どこがいいのかしら...」
 メ「あっ、あそこの湖水はどう?」
 シ「おっ、いいしゃしんが撮れるそうだね。光もてきとうだし、きっと華麗になるだろうね?」
 チャ「華麗まではないけどみんな集まってから撮る写真だからいいかも知れませんね~」
 シ「じゃ...。カメラも持ってきたし、行こうか?」

 新しい思い出を作るために僕らは行った。そこには、平和に時を過ごしている人たち、流れる川の水、そして話があった。この全てを僕らは写真というもので表現しょうとした。もちろん、その平和な空間にいる僕たちも一緒に。

 写真を撮ってから僕たちは、公園の周りをあるいたり、話をしながら笑ったりして時間を過ごした。そうしていたら、もうお別れの時間になった。「さよなら」という言葉が耳に響く、そんな時間であった。でも、また出会おうって約束したから悲しくない。またいつか、新しい思い出を作る時が来るって信じるから、僕は再び明るく笑う。

 全ての思い出には話がある。そして笑いがある。その思い出を忘れたくないから、この世の人たちは写真を撮ったり、いっしょに時間を過ごしたりするんじゃないだろうか...?今回のであいを通じて僕も何か感じる事になったらしい。

 思い出は全て意味が有るってことを...。


ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

クオドルプルメモリーズ

 「あとがき」

 始めまして。そしてどうも、白丸くにおです。ピアプロには
初投稿となりますね。じつは、私が大好きなキャラたちと
いっしょに時間を過ごすというほのぼの系のような物を書きたいと
思っていきなりとこういう物を書く事になりました。何となく
たのしんで書いてたら今のところになりましたね。また下手では
ありますが、何とかたのしんでくれたら嬉しいと思います。

 構成は四人が各自の話をして、その話が後で一つに集まるという
オムニバスっぽい構成となっております。タイトルをみると分かる
かも知れないんですけど、各自の話のタイトルにある英語の言葉に
あたるせつぞくしを多く入ってみました。

 そして最後に、みなさんはであいについてどう思いますか?

 「余談」
 
 ア=アイギス、メ=メティス、チャ=チャル、シ=シロマル
まぁ、シロマルは私の架空のキャラの名前ですねw

閲覧数:291

投稿日:2010/05/29 23:41:40

文字数:2,092文字

カテゴリ:小説

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