奇跡の星(ガイア)




夕陽の空を見上げ 悲しげにキュンと鳴いた
片翼のペンギンは 何を想うのか


遠くかすむ静寂に 焼け落ちた摩天楼は
コンクリートの砂漠 在りし夢の跡


いつまで いつまで 人々は
あなたの あなたの その愛を
燃やして 枯らして 傷つけて
どこに行こうというのでしょう


【※】
まだ 時計の針は 戻せるはずだから
どうか 蒼き世界の 明日を守りたい
奇跡のこの星を……




悠久を湛う海 咲きおどる花の大地
鳥たちは奏でるよ 生命の調べを


今でも 今でも 人々は
明日の光を 望むなら
未来を託せし 子供らに
何を残すというのでしょう


今 人よ誰もが 手を取りあうことが
ただ一つ世界を つなぐ希望だから
母なるこの星を……



【※】repeat



☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

夕陽の空を = (ゆう)ひのそらを
遠くかすむ = (とお)くかすむ
悠久を湛う海 = (ゆう)きゅうをたたううみ
ゆー、とー、ゆー、と伸ばす音に子音が乗ります。

片翼=かたよく 静寂=しじま 在りし=ありし
湛う=たたう 生命の=いのちの


※タイトルは「奇跡の星」で「きせきのガイア」と読みますが、
歌詞の中ではふつうに「星」=「ほし」でOKです。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

奇跡の星(ガイア) 【歌詞応募作】 ★

歌詞募集をされていました、インシンカイトさんの楽曲への応募作です。
タイトル未定デモ曲はこちらです。

http://piapro.jp/content/zcntpjjpu9halat7

インシンカイトさんの曲への歌詞応募はこれで5回目ですが、いつもながらそのメロディーの美しさ、心地よさには聴き入るばかりです。風であり海であり大地であるような、優しさと包容力を感じさせます。

そして今回の曲のテーマは「美しくも儚い」ということで、我ながらチャレンジングというか無謀というか、特大の変化球を投げてみます。我々自身が住まうこの地球こそ、美しくもありそして今まさに儚い存在であるかなあ、なんて。

こういう解釈はいかがでしょうか。よろしければどうぞ。

閲覧数:117

投稿日:2009/12/05 23:48:15

文字数:553文字

カテゴリ:歌詞

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    インシンカイト

    ご意見・ご感想

    毎度どうもです。皆勤賞ですね。
    今や1作目からずっと応募頂いてるのは杉春さんただ1人です。

    とっさに「Heal the World」(マイケルジャクソン)の世界を思い浮かべました。
    今またハマッてるんですよね。自分としてはこういうテーマはこの楽曲についても
    変化球とは思いませんよ。
    この詞ですと2番のサビの後の間奏から最後のサビまでもうちょっとアレンジを
    豪華にして盛り上げたい感じですね。

    それではまた。

    2009/12/07 23:21:01

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