(A1-1)すれ違う人々　変わらない日常

(A1-2)誰もワタシを見ず　誰も声を聴かず


(B1-1)助けて　それさえ届かない　暗闇　彷徨い歩くの

(B1-2)散らばる　欠片を集めてく　「ワタシ」の　存在意義はどこ？


(S1-1)心臓(ココロ)悲鳴あげ　砕け散ろうとも
冷めた目が見下ろす現実(リアル)の恐怖

(S1-2)信じることも出来ず　孤独を生み出して　
　　　殻に閉じこもり「ワタシ」は無情の毒を呷る


(間奏)


(A2-1)行き(生き)急ぐ人々　変わらない日常

(A2-2)何を感じてるの？　何を求めてるの？


(B2-1)ただこの　世界が壊れても　静かに　佇んでいるだけ

(B2-2)意味など　何もないのだから　虚無 ただ　一つの感情


(S2-1)崩れ落ちていく　果てのない世界
例え身体(カラダ)が　朽ち果て消えても

(S2-2)何の未練もない　つまらない退屈な日々
こんな世界など　最初から無いのと同じよ


(間奏)


(C)地の底　差し込む　光が　希望なら
「ワタシ」は　それさえ　闇に染めるだろう


(B3-1)手を出し　救いを求めても　無駄だと　分かっているから

(B3-2)それでも　あがき苦しむ「ヒト」　何度も　同じ過ちを


(S3-1)触れる事のない　温もり優しさ　感じられない愛情に飢えてた

(S3-2)人は皆(ミナ)孤独だと　気付かされる現実(リアル)
虚ろな目で見下ろす　涙すら出ない「人形(ヒトガタ)」


*ふりがな*
--ドール--

(A1-1)すれちがうひとびと　かわらないにちじょう

(A1-2)だれもわたしをみず　だれもこえをきかず


(B1-1)たすけて　それさえとどかない　くらやみ　さまよいあるくの

(B1-2)ちらばる　かけらをあつめてく　「わたし」の　そんざいいぎはどこ？


(S1-1)こころひめいあげ　くだけちろうとも
さめためがみおろす　りあるのきょうふ

(S1-2)しんじることもできず　こどくをうみだして　
　　　からにとじこもり「わたし」はむじょうのどくをあおる


(間奏)


(A2-1)いきいそぐひとびと　かわらないにちじょう

(A2-2)なにをかんじてるの？　なにをもとめてるの？


(B2-1)ただこの　せかいがこわれても　しずかに　たたずんでいるだけ

(B2-2)いみなど　なにもないのだから　きょむ ただ　ひとつのかんじょう


(S2-1)くずれおちていく　はてのないせかい
たとえからだが　くちはてきえても

(S2-2)なんのみれんもない　つまらないたいくつなひび
こんなせかいなど　さいしょからないのとおなじよ


(間奏)


(C)ちのそこ　さしこむ　ひかりが　きぼうなら
「わたし」は　それさえ　やみにそめるだろう


(B3-1)てをだし　すくいをもとめても　むだだと　わかっているから

(B3-2)それでも　あがきくるしむ「ひと」　なんども　おなじあやまちを


(S3-1)ふれることのない　ぬくもりやさしさ　かんじられないあいじょうにうえてた

(S3-2)ひとはみなこどくだと　きづかされるりある
うつろなめでみおろす　なみだすらでない「ひとがた」