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君は何も悪くない
悪いのはこの僕だ
全部弱い僕が悪いんだ
ごめんね、強くなるから
また明日も、君と笑いたいから
強くなるよ、でも明日から
ごめんね、強くなるから
「また明日」って、君と笑いたいから
強くなるよ、でも少し待ってて
人は急に強くはなれない...

大丈夫、大丈夫
泣くだけ泣いて
大丈夫、大丈夫
涙を拭いて
大丈夫、大丈夫
自分に言い聞かせて
大丈夫、大丈夫
大きく深呼吸
ヒネクレ者のSOSは
誰かにとってはバカみたいだ...

「はぁ・・・」
キラキラ光り輝きながら流れる川の上辺を見つめては、私はため息をついた。
「今日は、天気がすっごくいいのに、何で・・・」
横には、大量の洗濯物。私はがっくりと肩を落として、また洗濯に戻った。・・・こんなの、あの世界だったら一瞬で片付くだろうなぁ。
「・・・ん？」
ごしごしと洗っていると...

(A)
愛はただの喧騒　締め付けられる想いは　露に消えた
恋はただのまやかし　遊女に遊ばれた人　屑同然
(B)
人の心が分かる　未来が見えてる　そんなのは嘘よ
人を思いやるのは…　綺麗事並べ　すべてを引き裂くわ
(S)
この世界の屑共　いざ戦え
自分だけよければいい
この世界の屑共　いざ逝かん...

　　　　　　　　　　　　　　　　　－蒼－
　甘いハチミツと爽やかなレモンティーの香りで、レンは目を覚ました。
　天井に目を向け、何か違和感のようなものを覚えた。天井は灰色の低い天井などではなく、明るい白く整えられたキレイな天井であった。
　傍らで二人のリンがお菓子をつまみながら、レモンティーを楽しん...

　　　　　　　　　　　　　　　　　　－紺－
暗い青の空を見上げ、レンはため息をついた。
今は午後二十三時五十分。あと十分で、こちらの世界から魔界へと連れ戻されて、もうリンたちには会えなくなってしまう。
窓を大きく開け放し、夜風を胸いっぱいに吸い込んで一気に吐き出し、顔を窓の外にぐっとつきだしたら頬や...

私は夜が嫌い。
苦しい。
月を見ると。
胸が苦しくなる。
月を見ると
血を見たくなる。
欲しくなる。
私は……………何!?
私は何なの!!!???
月を見たくないから街を歩いて。...