作品一覧
その他
オンガク
A 夕べ 雨上がりの道 差し込む日差しは ほどなく途切れた B 沈む街は春の熱で 色を帯びる ただ 君といた景色だけが 色褪せてく サ 今も 君の影は薄れるほど長くのびて ずっと シミのように胸の奥に こびりついて消えない ...
ながい影(仮)
1 きらびやかな城に背を向けて 青空の果てをただ目指すわ 石畳の道 大広場 町の家族にもお別れを 白い雲が皮肉に輝く この馬車だけが逃げ出して行く 2 影を潜め始める人波 町外れを知らせる家並み 砂埃が濃く立ち込める 未来までも遮るように ...
逃亡