1  きらびやかな城に背を向けて 青空の果てをただ目指すわ  
   
   石畳の道 大広場 町の家族にもお別れを
   
   白い雲が皮肉に輝く この馬車だけが逃げ出して行く
   
2  影を潜め始める人波 町外れを知らせる家並み

   砂埃が濃く立ち込める 未来までも遮るように
   
   行き倒れの子どもが微笑む 見て見ぬふりの私は進む
   
3  日が傾きいつしか出口へ 待ち構える追い人一組

   今私は覚悟を胸に 馬車抜け出し 柵飛び越えた
    
   剣を手に追い来る彼らと 命からがら踊るの ワルツ   
    
    
4  野に咲く花の色は紫 なぜこんなに見とれてしまうの

   夕闇さえもう薄れてく 左脚がしびれ始める
   
   南風に導かれるまま 身を委ねたの 大地の腕に 
   
   
 (音数解釈)  
 2-4-4-4 2-4-4-4
 2-4-2-4-1 2-4-2-4-1
 2-4-4-4 2-4-1-4-3
   
1  きら びやかな しろにせ をむけて  あお ぞらのは てをただ めざすわ
  
   いし だたみの みち おおひろ ば  まち のかぞく にも おわかれ を
   
   しろ いくもが ひにくに かがやく  この ばしゃだけ が にげだし ていく
 
2  かげ をひそめ はじめる ひとなみ  まち はずれを しらせる いえなみ

   すな ぼこりが こく たちこめ る  みら いまでも さえ ぎるよう に
   
   いき だおれの こどもが ほほえむ  みて みぬふり の わたしは すすむ 
      
3  ひが かたむき いつしか でぐちへ  まち かまえる おいびと ひとくみ

   いま わたしは かく ごをむね に  ばしゃ ぬけだし さく とびこえ た
    
   つる ぎをてに おいくる かれらと  いの ちからが ら おどるの ワルツ
    
    
4  のに さくはな のいろは むらさき  なぜ こんなに みとれて しまうの

   ゆう やみさえ もう うすれて く  ひだ りあしが しび れはじめ る 
   
   みな みかぜに みちびか れるまま  みを ゆだねた の だいちの うでに

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

逃亡

EVIさんの「ワルツ ヘ短調」http://piapro.jp/content/56axklqa836wrmjt#messageに応募した歌詞です。

閲覧数:303

投稿日:2008/09/09 06:14:25

文字数:977文字

カテゴリ:歌詞

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