タイトル:紺青の夜に暁を

S)
細く光る銀の月が浮かぶ夜に 僕ら
目指す場所も 判らないまま ただ朝を待つだけだった
希望の色を 瞑った瞼の裏に浮かべた
どうか
優しい夜明けを

A)
僕らが描いた 大きな翼
容易く折れたりしないと信じ
B)
高く 飛べる 夢見て 飛び出して
なんでかな 今 手のひらが 砂の上
A)
誰かが見つけた 輝く翼
彼等の背中で 羽ばたき 光る
B)
青く高い 青空 憧れた
その想い 今も 同じなのにな
S)
窓の向こう 広がってる暗闇は いつだって
何も無くて 怖かったり　何か潜んでいそうで
見えないものを怪物と呼び 夜を恐がる
どうか
明るい明日を

A)
神様 いるなら 教えて どうか
信じるべき人、言葉は 誰の？
B)
両手広げ 憧れ見上げてた
あの空は 今 変わらずに あるのにね
A)
叶えたい希望と 叶わない夢を
探して 遠くの街灯 見てた
B)
泣いて 笑え それから おやすみを
そうしたら また 真っ直ぐに前を向こう
S)
淡く光る 金の星が瞬く夜 僕ら
何に怯え 何を信じ 何も判らないままに
自由の意味を 解かったつもりで 走りだしてみたけど
ただ まだ 掴めず
S)
細く光る銀の月が浮かぶ夜に 僕ら
目指す場所も 判らないまま ただ朝を待つだけだった
希望の色を 瞑った瞼の裏に浮かべた
どうか
優しい夜明けを
明るい明日を

ひらがな&譜割り--------------

S)
ほそくひかる ぎんのつきが うかぶよるにぼくら
めざすばしょも わから[ない]まま ただあさをまつだけだた
きぼうのいろを つむ たまぶたの うらにうかべた
どうか
やさ しい よあけを

A)
ぼくらが えが いた おおきな つ ばさ
たやすく おれ たり しないと し んじ
B)
たかく とべる ゆめみて とびだして
なんでかな いま てのひらが すなのうえ
A)
だれかが みつけた かがやく つ ばさ
かれらの せなかで はばたき ひかる
B)
あおく たかい おおぞら あこがれた
そのおもい いま も おんなじ なのにな
S)
まどのむこう ひろがあてる くらやみわ いつだて
なにもなくて こわかあたり なにかひそんでいそうで
みえないものを かいぶつとよび よるを こわがる
どうか
あか るい あしたを

A)
かみさま いる なら おしえて どうか
しんじる べき ひと ことばわ だれの
B)
りょうて ひろげ あこがれ みあげてた
あのそらわ いま かわらずに あるのにね
A)
かなえ[たい] きぼうと かなわ[ない] ゆ めを
さがして とおくの がいとう みてた
B)
ないて わらえ それから おやすみを
そうしたら また ま すぐに まえをむこう
S)
あわくひかる きんのほしが またたくよる ぼくら
なににおびえ なにをしんじ なにもわからないままに
じゆうのいみを わか たつもりで はしりだしてみ たけど
ただ まだ つかめず
S)
ほそくひかる ぎんのつきが うかぶよるに ぼくら
めざすばしょも わから[ない]まま ただあさをまつだけだた
きぼうのいろを つむ たまぶたの うらにうかべた
どうか
やさ しい よあけを
あか るい あしたを