陸で見つ けた王子
私の声が好き

そう言って
くれたこと
忘れられない

会いたくてしょうがなくて
とめられるの振り切って
魔女に向かって 頼んでみだ
人間にしてよ

魔女は笑って
代わりに視力を
もらっていくよと
構わない

あなたが褒めて
くれたこの声を
なくすくらいなら

あなたの姿
見えなくてもいい
あなたに気持ちを
伝えなきゃ

人間になる
意味なんてきっと
どこにもないんだ

声のない人魚は
人魚なんかじゃない
恋をしたあの娘の
昔ふんだあやまち
泡になるなんて
絶対に嫌だよ

陸に上が った私
何もみえないまま

声しか
分からない
それでも探す

やっとみつけたあなたの
声と知らない声が
楽しそうに話している
どうしたらいいの?

キミ、どうしたの?
私を褒めて
くれた優しい
声がする

私は人魚
あなたに好きと
伝えたかったの

少し困った
あなたの声が
「婚約者がいる」
どうしよう

私これから
きっとあの娘と
おんなじ運命

声のない人魚は
人魚なんかじゃない
でも声があったって
気持ち伝えられても
恋に破れて
泡になる運命

これで(終わり)
あの娘(と一緒)
泡に(なるよ)
海と一つに


















ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

失明マーメイド

声の代わりに視力を失ったマーメイドの話です。

人魚姫のように泡になりたくなかった人魚が
声はとられないようにするが、結局恋に破れ
あの娘(人魚姫)と同じ運命をたどる、というストーリーです(*´ェ`*)

閲覧数:100

投稿日:2011/08/26 23:35:54

文字数:534文字

カテゴリ:歌詞

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