もし 夜空の星を
透き通った気持ちで見れたなら
確かに瞬く星達の 笑顔が浮かぶよう

もっと近く もっと傍に 想いは膨らんで
いつかそれが 気球になり 世界を見渡せたらいいな

銀色の海が 押し寄せる夜は
いつもより切ない物語
寝転んで空と 向き合ってみたら
伸ばした手が触れるほどの距離
だから 一緒に行こう 涙が消えるように


ねぇ 歩いた日々を
意味があったことだと思えたら
微睡む瞳はそのままに 笑顔で眠れるよ

この気持ちは 届くのかな 不安は募るけど
距離を超えて 時を超えて 心に響いたなら きっと

ありのままでいい 本当を見せて
いつまでも変わらない想いを
愛した数だけ 照らしているなら
人はいつも疑う生き物
だけど 決めた人なら ずっと信じ抜かなきゃ


銀色の海が 押し寄せる夜は
いつもより切ない物語
銀色の海も いつか消えるなら
私達が照らせばいいのよ
だから 一緒に行こう この目で確かめたい


（読み）
もし よぞらのほしを
すきとおったきもちでみれたなら
たしかにまたたくほしたちの えがおがうかぶよう

もっとちかく もっとそばに おもいはふくらんで
いつかそれが ききゅうになり せかいをみわたせたらいいな

ぎんいろのうみが おしよせるよるは
いつもよりせつないものがたり
ねころんでそらと むきあってみたら
のばしたてがふれるほどのきょり
だから いっしょにいこう なみだがきえるように


ねぇ あるいたひびを
いみがあったことだとおもえたら
まどろむひとみはそのままに えがおでねむれるよ

このきもちは とどくのかな ふあんはつのるけど
きょりをこえて ときをこえて こころにひびいたなら きっと

ありのままでいい ほんとうをみせて
いつまでもかわらないおもいを
あいしたかずだけ てらしているなら
ひとはいつもうたがういきもの
だけど きめたひとなら ずっとしんじぬかなきゃ


ぎんいろのうみが おしよせるよるは
いつもよりせつないものがたり
ぎんいろのうみも いつかきえるなら
わたしたちがてらせばいいのよ
だから いっしょにいこう このめでたしかめたい