「ねぇお前、私の代わりをしてみない?
今日だけよ。少しだけ遊びに行ってみたい」
『姫様、どうかお思い留まりを。
私も知られてはただではすみません』
結局話を聞かず 夜に部屋から抜け出す
扉を開けず 姫のフリをする女
憧れていた自由の身 見るもの全てが素晴らしい
声を掛けられ火遊び 初めての恋は燃え上がる
この人と結ばれたいと 姫は素性を打ち明けた
それが始まり 破滅へ向かうこの物語の幕開け
城まで秘密の抜け道を作り
逢瀬に酔いしれて交わり合った晩
誰も気付かぬ様に 外の様子を伺う
女の目には 侵入者達が映る
護衛の騎士も予想外 手を打つ間もなく負け戦
あちらこちらで血が舞う 幾つもの響く断末魔
惨劇が繰り返されて 城はすぐさま落とされる
姫が恋した男は実はその盗賊の長だった
『全ての非は私です』
「違う!私が悪いのよ!」
『全ての非は私です』
「……そうね、お前のせい」
罵り受ける下級の身 疑われもせず大罪人
地下の牢屋で孤独に 何年も過ぎて息絶える
女王を継いだその姫 国の名前を改めた
密かに讃え彼女の名へと 誰も知らない物語
―――――――――――――――――――――――――――――――――
【ねぇ】おまえ わたしのかわりをしてみない
【きょう】だけよ すこしだけあそびに【いっ】てみたい
ひめさま どうかおおもいとどまりを
わたしもしられてはただではすみま【せん】
けっきょくはなしをきかず よるにへやからぬけだす
とびらをあけず ひめのふりをするおんな
あこがれていたじ【ゆう】のみ みるものすべてがすばらしい
こえをかけられひあそび はじめてのこいはもえあがる
このひととむすばれたいと ひめはすじょうをうちあけた
それがはじまり はめつへむかうこのものがたりのまくあけ
しろまでひみつのぬけみちをつくり
おうせによいしれてまじわりあった【ばん】
だれもきづかぬように そとのようすをうかがう
おんなのめには しんにゅうしゃたちがうつる
ごえいのきしもよ【そう】がい てをうつまもなくまけいくさ
あちらこちらでちがまう いくつものひびくだんまつま
さんげきがくりかえされて しろはすぐさまおとされる
ひめがこいしたおとこはじつはそのとうぞくのおさだった
すべてのひはわたしです
ちがう わたしがわるいのよ
すべてのひはわたしです
そうね おまえのせい
ののしりうけるか【きゅう】のみ うたがわれもせずたいざい【にん】
ちかのろうやでこどくに なんねんもすぎていきたえる
じょうおうをついだそのひめ くにのなまえをあらためた
ひそかにたたえかのじょのなへと だれもしらないものがたり
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