途切る境もあるはずもなく
何処までも続く蒼銀
額から顎へ逆に落つを恐れ
両手深く地に落とした

瞼閉じても望まなくても
彩るのは双つの色
力込め結ぶ 掌の中の
硬く白い君の欠片

時を忘れて 集めて固めて
それは此処にある高揚の中で
永久を全て否定した

僕は知る 潰えぬ輪の果てで
終わらぬ者無き事を
この手で作る無限は今も
蒼銀に影 そこに在ると騙るよ

眼を拾い 口を手折りてほら
笑顔をあげられたかな?
未だ重なる白の世界で
君は生まれた ほんの僅かな時を
いきてく いきてく イキテク


黒に守りて 白に遊びて
重畳の時は流れて
青を身に被り緑に揺らぐ頃
翳る笑顔で傾ぎ首

欠片握っても崩れて生らず
胸に抱くことも出来ないで そして
君は保てなくなった

其の白が光に融けたら
ねぇ 次はいつ会えるのかな?
身を越す影も やがて沈みて
世界が色を取り戻していくのに

眼を拾い 掌で包む
嗚呼 君の欠片胸に秘め
双色を知る君の眼だけが
無限模る記憶繋ぎ留めて


空に舞う風花に伸ばす手
君は僕を知りますか?
光に融けて水に流れて
彩に溢れて思い出が掠れてく

君の眼も君の口でさえも
安らかに眠りにつく
モノクロの夢 見るときはまた
僕は必ず君を生み出してあげる

今も知る 潰えぬ輪の中で
終わらぬ者無き夢を
この手で作る無限は今も
蒼銀に影 そこに在りと語るよ

眼を抱き 口を握り締め
ねぇ 次はいつ会えるのかな?
記憶の中の白の世界で
君は生まれた ほんの僅かな時を
いきてく いきてく イキテタ


蒼緑の空 虹色の風
何処までも続くことなく
思い出の中の 白く丸い無限
また君に会える命まで

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

想融白歌

曲はこちら→http://piapro.jp/t/Pntu

……長っ。

だいたい2通りくらいの読み取りはできると思いますけど、
歌詞の内容はいつもの通り何も説明しませんので、好き勝手に解釈してくださいまし。

閲覧数:166

投稿日:2013/02/28 19:15:09

文字数:709文字

カテゴリ:歌詞

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