1

A
白く立ち昇ってどうやら消えたようだ 心のよう
追いかけた視線の向こうで 寂しそうに揺れるだけ

B
鼻先を撫でる カモミールの優しさ
溶けだす夕日の色にまた、輪郭が
溶けて 解(ほど)けて 横顔を思い出している

S
君はもう僕の傍から 随分と遠くにいる
指先で触れることもないから 振り向かないんだ
夢の中照れた仕草も 随分と懐かしくて
夜に曖昧なお茶会 溶かして飲み込む
「逢いたい」


2

A
並べて不揃いの鉛筆転がしたら 心のよう
不器用に光る鈍色 寂しそうな僕のよう

B
鼻の奥鳴らす 夕暮れの哀愁
瞼の裏側 忘れたくない傷に
触れて 愛した 歌声を思い出している

S
君の背も僕の此処から 随分と小さくなった
口笛は届くわけもないけど やめられないんだ
吹き撫でる風に甘えて 随分とこうしている
僕の愛だけじゃ無茶かい? 言わずに呑み込む
愛 愛


C
パステルの色を握る右手が
君を想うと、カタカタ揺れて
焦げ付きそうな願いが冷めるまで、僕は口遊む
ふざけたふりして


S`
君はもう僕の傍から 痛みを置いて忘れてく
指先で触れることもないから 振り向かないんだ
それがいいんだ。

吹き撫でる風に甘えて 随分とこうしている
僕の愛はもうバイバイ 言わずに呑み込む
愛、愛、愛

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

To pine for figure

*焼き付けておきたい愛しい背中へ

*畏れ多くも大好きな麺類子さんのイラスト(http://piapro.jp/t/ICFO)をイメージして書かせて頂きました。大好きです。
*愛しさが空回ってる気がする…orz

*曲名はギリギリまで「backache」と迷ってました。迷ってます。笑

閲覧数:134

投稿日:2011/12/09 20:24:06

文字数:557文字

カテゴリ:歌詞

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