空は近くて遠い
すこし肌寒い春の午後

窓辺揺れるオレンジの
はかない色 忘れちゃったな
んん…

言葉に鍵をかけて数式で解く
くさった人生でもそれなりに生きてきたの
「もう、いいや。」暗い街灯の下
月と虫だけが聞いてる
つまらない夢よ、どうもさよなら
ヒビノガラクタは捨てようか

空はやっぱり遠い
すっと消えてゆく影法師

あの日見てたオレンジの
優しい色 綺麗だったな
んん…

心に嘘をついて液晶のぞく
くさった人生でもそれなりに愛してるの
「ねえ、あのね。」言えずじまいのセリフ
今は僕だけが知ってる
ありふれた夢よ、どうもありがとう
ヒビノガラクタは捨てないさ

すり切れた窓枠に映るのは
明日も苦くて甘いオレンジ

見失った時間-とき-の中見た色は
きっと僕だけが知ってる
ひび割れてた夢よ、どうぞおやすみ
ヒビノガラクタと眠るのさ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

ヒビノガラクタ

ビーノさんの素敵な曲(http://piapro.jp/t/eM3w)に応募します。

前回の曲でも歌詞を見て頂いたのですが、やっぱりビーノさんの曲は短い中にもロマンが溢れてて、ついつい聴き入ってしまうので思わずまた書いてしまいました。

テーマは【それなりの人生を、それなりに愛してる人の歌】です。
処女作の儚くて美しい曲と主コメのギャップが(同意出来すぎてしまうという意味でも)大変素晴らしかったので。毎日毎日、本当にお疲れ様です。

閲覧数:155

投稿日:2016/02/07 00:31:59

文字数:373文字

カテゴリ:歌詞

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