『ties memories』

A
穏やかな　空気に
見上げれば　飛行機雲
弾む音　響き
舞い踊る　水しずく　

B
陽だまりで　振り返る君
泣きたいくらいに　大切なひと
何よりも　守ってゆきたい
見つめてるだけで　幸せだから

B
悲しみに　哭いた心を
言葉にならない　その優しさで
包み込み　癒してくれた
満ちる安らぎが　ただ愛しくて

S
恋と　呼べなくてもいい
この想いは　ずっとここに
瞬いている
ただ　愛しているよと
どうかそっと　伝えさせて


A
行きなれた　通い路
はしゃいで　過ごした日々
思い出の　中に
いつだって　君がいた

B
抱きしめた　夢のかけらたち
失くせるはずない　あの日のちかい
絡ませた　小指の熱が　
今日の二人を　支えてるから　

B
息つけぬ　衝動さえ
そっとやわらかな　その旋律で
深愛（しんあい）へ　導いてくれた
零れた涙が　ただ愛しくて

S
たとえ　恋と呼べずとも
とめどもない　この想いは
君へ向かう
ただ　愛することだけ
どうかどうか　許してほしい

S
恋と　呼べなくてもいい
触れ合えない　想いだって
かまわないよ
ただ　君の微笑みを
そっとずっと　願うだけで……