Ａ
ねえ、知らないふり
何時まで続けて
その先を期待するだけ
無いものねだる
時間があるなら
一歩踏み出してみればいい

Ｂ
無くす痛みに酔えるほど
夢中になれもしない悪癖

Ｓ
全てを飲み込む
黒に包まれて
夜が深くなる
境界を消して
貴方が誰かも
私が誰かも
興味がないから
「誰でもいい」
そういうことで


Ａ
面倒だとかそんな台詞で
何時まで逃げているつもり？
瞳逸らしても
見てしまうものが
そこに間違いなくあるの

Ｂ
想像だけじゃ不足気味
全部が甘いわけじゃないから

直接触れて確かめて
苦いところも痛いところも

Ｓ
全てを飲み込む
黒で包んだら
貴方が引いてる
境界線さえ
躊躇いを越えて
溶かしてしまえる
夜のせいにして
「何でもいい」
そういうことで


Ｓ
全てを飲み込む
黒に包まれて
夜が深くなる
境界を消して
貴方が誰かも
私が誰かも
興味がないから
「誰でもいい」
そういうことにして

全てを飲み込む
黒で包んだら
貴方が引いてる
境界線さえ
躊躇いを越えて
溶かしてしまえる
夜のせいにして
「何でもいい」
そういうことで



【補足版】（）ふりがな書き
Ａ
ねえ、知（し）らないふり
何時（いつ）まで続（つづ）けて
その先（さき）を期待（きたい）するだけ
無（な）いものねだる
時間（じかん）があるなら
一歩（いっぽ）踏（ふ）み出（だ）してみればいい

Ｂ
無（な）くす痛（いた）みに酔（よ）えるほど
夢中（むちゅう）になれもしない悪癖（あくへき）

Ｓ
全（すべ）てを飲（の）み込（こ）む
黒（くろ）に包（つつ）まれて
夜（よる）が深（ふか）くなる
境界（きょうかい）を消（け）して
貴方（あなた）が誰（だれ）かも
私（わたし）が誰（だれ）かも
興味（きょうみ）がないから
「誰（だれ）でもいい」
そういうことで


Ａ
面倒（めんどう）だとかそんな台詞（せりふ）で
何時（いつ）まで逃（に）げているつもり？
瞳（ひとみ）逸（そ）らしても
見（み）てしまうものが
そこに間違（まちが）いなくあるの

Ｂ
想像（そうぞう）だけじゃ不足気味（ふそくぎみ）
全部（ぜんぶ）が甘（あま）いわけじゃないから

直接（ちょくせつ）触（ふ）れて確（たし）かめて
苦（にが）いところも痛（いた）いところも

Ｓ
全（すべ）てを飲（の）み込（こ）む
黒（くろ）で包（つつ）んだら
貴方（あなた）が引（ひ）いてる
境界線（きょうかいせん）さえ
躊躇（ためら）いを越（こ）えて
溶（と）かしてしまえる
夜（よる）のせいにして
「何（なん）でもいい」
そういうことで


Ｓ
全（すべ）てを飲（の）み込（こ）む
黒（くろ）に包（つつ）まれて
夜（よる）が深（ふか）くなる
境界（きょうかい）を消（け）して
貴方（あなた）が誰（だれ）かも
私（わたし）が誰（だれ）かも
興味（きょうみ）がないから
「誰（だれ）でもいい」
そういうことにして

全（すべ）てを飲（の）み込（こ）む
黒（くろ）で包（つつ）んだら
貴方（あなた）が引（ひ）いてる
境界線（きょうかいせん）さえ
躊躇（ためら）いを越（こ）えて
溶（と）かしてしまえる
夜（よる）のせいにして
「何（なん）でもいい」
そういうことで