まぶた貫いて夜空を駆けてく
滑り落ちた体がなんだかやたら重い
まつげの隙間を埋めるみずたまは
きらめいては爪先落ちる色

僕らここにいてそばにいたんだ
震える群青 ひと息の魔法
古い映写機からから鳴る
ひどいノイズにくらくらする
変わる色をずっと見つめていたかった

君のためにならなんだって出来るとか
そんな類の言葉なら 君の心奪えない
すっかり白くなった息が隠してく
なにを思ってた? 星が泣いていた

恋に落ちていた あまりにたやすく
不意に見せたその横顔が背中押して
きっと押し殺して そっと育ててきた
好きだなんてとっくに気付いてた

両手を広げてバランスとって
記憶のいつか渡ってゆく
甘さに舌先痺れた ココアには星屑の海
まぶしい せつない

君のためにならなんだって出来るとか
そんな類の言葉では 手のひらは届きっこない
きっとこんなふうにずっといられると信じたんだ
どんな哀しみがあったって 君が浚ってくれるから

今日は星が近い ここに嘘はない
君の腕をとって僕は口を開いた

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

◎ 星泣き

些細な僕らの大きな変化

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投稿日:2014/11/12 20:24:53

文字数:447文字

カテゴリ:歌詞

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