澄んだ空
小雨が舞うよ
狐の嫁入りだね
晴れの日も
雨粒落ちて
良いのだと気づいた
手を繋ぎ歩くそれは懐かしい記憶
幼き目の中にはいつもあなた
傘を伏せ
景色隠した
あなたのいない世界も
傘の向こう
見えずにいれば
今にもあなたが
迎えに来るようで
揺れる水面眺めてた
“笑っていなさい、幸せが逃げるから”
偲ぶ程深く重く囚われてた
雨の空
泣いているよう
陰りの雲が不安で
もう二度と
あなたに会えぬ
気がして堪えてた
愛しさ故の
遣る瀬無き想いから
目を背けていたよ
ずっと
傘の外
小雨が舞うよ
狐の嫁入りだね
傘の内
大粒の雨
あなたをただ想い…
泣いても良いんだね
偶には良いんだね
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