初めて見た
人間というモノ
町外れに一人だけ
優しそうな目
優しそうな笑顔
なぜだろう
あたしには
人間が悪いやつに
見えない
「人間は愚かな生き物だ」
って
みんないうケド
人間は
あたしたちより
輝いてる
眩しいヨ…



なぜだろう
あの人間(ひと)の
コト
思い出すだけで
胸が痛い
ビョウキになんて
ならないハズ
天使は死なない
カラ…



会いたい
またあの人間(ひと)に
会いたい
一度でいい
また会いたい


どうやら
あたしはコイをしてしまった
あの人間(ひと)に
人間と天使
許されることのない想い



でも会いたい
天使をやめてもいい
人間になりたい
永遠の命を捨てても
いい
あの人間(ひと)と
同じ人間になりたい


あたしは天使より
人間のがむいてる
翼がとれ
軽くなった体
飛ぶことはできない
永遠の命もない
でも
あの人を見ていることは
できる


あたしはこれだけで
幸せ
でもできることなら
伝えたい
あたしの気持ち




「あなたがスキです」




「翼があったころ初めて会った時からずっ…」


すっと
意識が遠退いてく

あたし視界から光りが消えていく

どうしていまなの?
あたしはこのまま
死んでしまうのだろうか

あたしの体は音も無く
崩れる


小さな雫が頬に落ちる
「……僕も初めて会った時からずっとスキだった」
きみのその言葉が
あたしに勇気をくれた


「…ダ…ィ…ス……キ」



ずっと待ち続ける
ずっとずっと高いところ から
きみだけを見つづける
だから
きみはあたしだけを想っていてね




ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

love

美亜の作品です。
angelのリン視点です。


閲覧数:35

投稿日:2011/06/15 10:51:53

文字数:711文字

カテゴリ:歌詞

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