かぜがほほをかすめてく ゆくえつげずに
このめさすゆうひさえ いとおしくおもう

いそぐことばのむれを かきわけながら
たどりついたいばしょにも ちずをもとめていた

ながくながいこのみちのりを
こぎだした きみのてのぬくもり
いまだぼくのよわさを しめつけて
はなれないよ

ひらりひらりまうともしびの
ゆらめきに なみだをぬぐったら
いまはともにねむろう
つぎのふねが きしべによるまえに


つじつまにもがくような せいだとしても
きっと、そうぼくなりに たいせつだった

おもいをこびんにつめ なみにはなてば
あのひのじぶんにまで とどけられるのだろう

めぐりめぐるじかんのなかで
いくつものかがやきみとどけた
たとえはてるさきでも
なぜきみは おそれもせず…

ひとりひとりちがうけしきを
のぞんでも ふたたびであえると
くもりないまなざしで
そうたしかに つぶやいてた

あのおさないころのきおく
えがお よびごえ とおいふゆのにおい
なにもかも きづかずに まもられてたせかい
たゆたって よごしていた
やりなおしなど きかないさけびは
うたうような かぜとなり
このせをおしていた


めぐりめぐるじかんのなかで
いくつものかがやきみとどけた
たとえはてるさきでも
ほをはって すすみだそう

ながくながいこのみちのりの
そのさきに ふたたびあうひまで…
くもりないまなざしと
このきしべに ちかいたてた

ながくながいこのみちのりを
さあ、いこうか


にどとふりかえることもなく

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

ときのふなびと

ごぼ天さんの曲への応募用
http://piapro.jp/t/V9AA

ふり仮名ver.
『時の舟人』
http://piapro.jp/t/a_8M

閲覧数:76

投稿日:2013/01/15 00:26:28

文字数:652文字

カテゴリ:歌詞

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