閉ざされた真実が 紡ぐ明日を
着こなすだけの私 もういらないよ

縛り続けた羽を 解き放って
偽りの太陽を 堕としてみせるの

勇気と温情は臆病が
怒りと激情は悲しみが

心に授ける 命の架け橋
越えるわ 越えるわ 痛みを背に

守りたい誰かをこの手で
そっと抱きしめる

手が塞がったら
自分を零すだけ

涙の泉に浮かびゆくサザンクロスを
剣に変えて 切り裂く深淵から
もう 決して目をそらさない

常闇の宇宙(そら)を焼く

閉ざされた真実を 巡る日々に
重なった掌が 光を育む

希望と愛情は劣情が
誇りと友情は苦しみが

心に授ける 命の架け橋 
護れよ 護れよ 叫ぶ鼓動

傷ついた誰かをこの手で
そっと抱きしめる

今嘆く痛みは
誓いへ変わるから

決意の瞳に浮かびゆくサザンクロスへ
祈りを込めて 繋がるこの絆は
もう 決して解けはしない

栄光の宇宙(そら)を飛ぶ

挫折と絶望は羽ばたきに
苦悩と葛藤は信念に

皆で築いた 命の旋律
あがれよ あがれよ 溶ける羽音

開かれた真実の空箱に
飲み込まれてく

もう羽は散っても
心で飛び立つの

託された夢のぬくもりが
ここにあるから

救いたい全てを見つめて
胸に抱きしめる

手が塞がったら
口づけをあげるわ

開かれた真実の中身が私たちなら
紡いでみせる 輝き満ちる明日を

嗚呼 宇宙(そら)を焦がす
この愛は永遠に

漆黒を切り裂いて 
糾う想いを絶やさない

繋いでく 夜明けへと
----------------------------
【ひらがなver.】

とざされたしんじつが つむぐあすを
きこなすだけのわたし もういらないよ

しばりつづけたはねを ときはなって
いつわりのたいようを おとしてみせよう

ゆうきとおんじょうはおくびょうが
いかりとげきじょうはかなしみが

こころにさづける いのちのかけはし
こえろよ こえろよ いたみをせに

まもりたいだれかをこのてで
そっとだきしめる

てがふさがったら
じぶんをこぼすだけ

なみだのいずみにうかびゆくさざんくろすを
つるぎにかえて きりさくしんえんから
もう けしてめをそらさない

とこやみのそらをやく

とざされたしんじつをめぐるひびに
かさなったてのひらが ひかりをはぐくむ

きぼうとあいじょうはれつじょうが
ほこりとゆうじょうはくるしみが

こころにさづける いのちのかけはし
まもれよ まもれよ さけぶこどう

きずついただれかをこのてで
そっとだきしめる

いまなげくいたみは
ちかいへかわるから

けついのひとみにうかびゆくさざんくろすへ
いのりをこめて つながるこのきずなは
もう けしてほどけはしない

えいこうのそらをとぶ

ざせつとぜつぼうははばたきに
くのうとかっとうはしんねんに

みんなできずいた いのちのせんりつ
あがれよ あがれよ とけるはおと

ひらかれたしんじつのからばこに
のみこまれてく

もうはねはちっても
こころでとびたつの

たくされたゆめのぬくもりが
ここにあるから

すくいたいすべてをみつめて
むねにだきしめる

てがふさがったら
くちづけをあげるわ

ひらかれたしんじつのなかみがわたしたちなら
つむいでみせる かがやきみちるあすを

ああ そらをこがす
このあいはえいえんに

しっこくをきりさいて
あざなうおもいをたやさない

つないでく よあけへと

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

パンドラと白鳥【応募用歌詞】

くらげ。 様の素敵な曲にあてさせていただいた歌詞となります。

http://piapro.jp/t/ZlJl

閲覧数:493

投稿日:2012/05/20 00:47:41

文字数:1,430文字

カテゴリ:歌詞

  • コメント3

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  • くらげ。

    くらげ。

    ご意見・ご感想

    くらげです。
    長いと怒られましたので,分割します。

    まず,大きな点として,以下2点について,ご一考いただけますでしょうか。

    1. 視点と口調の統一
    歌詞を子細に見ていくと,
    歌い手視点の箇所と,第三者視点の箇所が混在しています。

    例えば,1番の場合,Aメロは歌い手視点,Bメロは第三者視点,
    Cメロの前半は第三者視点,Cメロ後半は歌い手視点,
    Dメロは第三者視点,となっているように見受けられます。

    このように視点が混在していると,歌詞のメッセージがぼやけてしまいますので,
    可能であれば統一していただければと思います。
    ※ あくまで「可能であれば」です。

    また,同一の視点の中でも,女性らしい口調の箇所と男らしい口調の箇所,
    どちらともとれる箇所が混在しています。
    これも,いずれかに統一をする方が分かりやすくなるかと思います。

    たとえば,1番Aメロは以下の様にすると統一感が出てくると思います。
    「閉ざされた真実が 紡ぐ明日を
     着こなすだけの私 もういらないよ

     縛り続けた羽を 解き放って
     偽りの太陽を 堕としてみせるの」

    ※ 上記は歌い手視点・女性口調の一例です。
      改訂を進めて頂く際は,書きやすい視点・口調をお選び頂ければと思います。


    2. 大サビについて
    「嗚呼 燃え尽きてく この体だからこそ
     漆黒を引き裂いて 迷える誰かを導ける」
    の箇所については,(1)燃え尽きないでほしい,
    (2)誰かを導くのではなくて,「自分」が「どうする」を表に出してほしい,
    以上の2点を感想として持ちました。

    音楽的にはクライマックスであり,1番2番とは展開を変える場所でもあります。
    1コーラス目と大サビとで,曲の印象が大方決まってしまうだろうと思っております。


    漠然としたお願いになってしまいましたが,以上2点について,ご検討いただけますでしょうか。
    また,歌詞の理解が不足していると思われる箇所がありましたらご指摘頂ければと思います。

    何かご不明な点がございましたら,お気軽にご連絡ください。

    2012/01/07 02:19:10

  • くらげ。

    くらげ。

    ご意見・ご感想

    こんばんは。
    くらげ。と申します。

    まず,ご連絡が遅れたことをお詫びいたします。
    年末年始進行を甘く見ておりました_no


    今後の方針ですが,モチーフ等の大きな方向性はこのままで,
    いくつか修正をお願いしたいと考えております。

    修正点も,大きなものと小さなものがあるのですが,
    まず大きなものを固めて,それから小さなものに取り掛かるのが良いかと考えております。

    2012/01/07 02:16:35

  • くらげ。

    くらげ。

    ご意見・ご感想

    >俺,結婚するんだ,さん。

    こんばんは。くらげ。と申します。
    この度は拙作へ歌詞を御応募頂きましてありがとうございました。


    拝読して以来,この歌詞かなぁ,と思っておりました。
    白鳥座に【燃える】というイメージはありませんでした。
    どちらかというと,白鳥座というと氷の申し子のようなイメージがありましたので,
    炎と組み合わせた歌詞は非常に斬新であると感じました。
    ……年齢がばれますかね(笑)。

    歌詞全般を通して高い水準にあると思いますが,
    特に白鳥座(ノーザンクロス)とサザンクロスとの対比が
    秀逸であると感じました。
    この対比を軸に歌詞を組み立てていければと考えております。

    取り急ぎ,この歌詞の感想ということでお報せ致します。


    とはいいつつも,何点か修正をお願いしたい点も御座います。
    そちらにつきましては,12/31前後にお報せ致す予定にございます。


    今しばらく,気長にお付き合い頂ければと存じます。

    2011/12/29 20:19:07

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