あなたはもう 忘れたようなことだけど
梔子色の帽子を深く被って
夾竹桃が綺麗と笑い
夏を背中に受けていましたね
わたし今も 思い出してはちょっとだけ
泪が滲んで来たり ね するのです
後どれほどの 話を
教えてくれるのだろう
後どれくらい 二人で
手を繋げるのだろう
あなたの一生が百万回あればいいのに
あればいいのに
あなたが止まる度新しくなればいいのに
それなら いいのに
折角だし 昔話をしませんか
千鳥足で帰った日 叱ったことや
不機嫌だった緑のことも
そうやって誤魔化して耳を塞がずに
結ぶ小指 解きたがった時があって
それでも知らない内に ほら 一部です
後どれほどの 温度を
分かち合えるのだろう
後どれくらい あなたの
声が聞けるのだろう
わたしがあなたより早くに永久になるのは
心配ですが
わたしを置いていくことなら気にしないでね
気にしないでね
あなたの一生が百万回あればいいのに
あればいいのに
あなたが止まる度新しくなればいいのに
それなら いいのに
高秋
長年連れ添った二人って素敵だなあと思うことが多々ありました。
タイトルは他にユートピア/シャングリラ/初秋辺りを考えていましたが、お好みで。
シリーズというわけではないですが。
熟れた六月 http://piapro.jp/t/HHAb
瞼 http://piapro.jp/t/WLlf
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