この震動を分けてあげたいわ
煌めく軌跡から溢れる想いを
微弱な電気の信号、左から

わたしの右手 震えているでしょう
熱い気持ちがずっとうずいているの
わずかな明滅に、響く木霊よ

電子の壁に伝わる息吹
咲き乱れる花に 悲しみの涙を

とても耐えがたい孤独
それを塗り潰すぬくもり
だからやめよう 泣くのは
ひとりじゃないのね

「ならばいっそこの体も
すべて消えてしまえば」
喜も哀も全部全部伝えてあげるの
わたしの事

孤独な面に咲きほころぶのは
あなたが愛した高潔の花よ
微細な電気の信号、右から

量子の風に震える生気
咲き誇る花に 今 あなたは微笑む

とても耐えがたい悲しみ
それを塗り潰す微笑み
だからやめよう 泣くのは
わたしは泣かない

「ならばいっそこの体も
すべて消えてしまえば」
喜も哀も全部全部教えてあげるの
わたしの事

咲き誇った花たち 消えていった
けれどあなたは幸せそうで
どうして?

とても耐えがたい苦しみ
それを塗り潰す優しさ
だからやめよう 泣くのは
わたしも微笑む

「ならばいっそこの体も
すべて消えてしまえば」
喜も哀も全部全部 全部教えて欲しいの
待っているから

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

次元差

どうもこういう電子世界の作詞が多くなっています。
楽曲を聞いたとき浮かんだのはモンスターハンターのギアノスの巣のエリア(笑)。冷たくて暗くてどこか綺麗な非現実。電子世界の監獄(と少女は思っている)をイメージしました。

閲覧数:64

投稿日:2015/02/13 14:56:18

文字数:506文字

カテゴリ:歌詞

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