始まりは終わりに似ている
光から闇が生まれるように
満たした水瓶
溢れる中身が示す
終止の振り子
そんな風に失うなら
一秒を金貨に替えて
時間変形飛行機に乗って
太陽、蝉捕り、麦茶の味
いずれにせよ畢竟
忘れることだろう
ノイズの波に砕かれ
丸い奇跡のような
儚い青が消えないように
流れ星に願うのは
神秘の天秤が片向くように
夏の追憶潤す雨のように
この命に記した今日を繰り返す
埃を被った小説が
頁の破れた予定表が連れ出す
八月三十一日の
気怠い続きに
高く積み上げた宿題の
空白を埋める
何もかもが
最大値だった
巨大な公園、夜の匂い
今ではその影を
疎ましく思う癖に
妬んでいる
何度も読んだ漫画
きらきら光る竜のカード
4:3のシナリオで
刹那を剣に変えていた
頼りない足で彷徨う冒険家のように
たった一つの宝石を求めていた
橙色の夕陽が校舎を照らし
濁った目は、鉄棒の赤錆を見る
メタセコイヤの並木道抜けて
銀河に準えた川沿いを歩く
(創造は破壊から始まり)
(黄昏は薄明に変わる)
三つのリズムのような
円環を自由と呼んでも
果てを捲るその先で
長い休みを憂いてる
あどけない指で捏ねる研究者のように
この両手が触れたすべては巡って
醜さを許すような
尊い愛で満ちるように
箱庭を開く言葉で
運命の女神が微笑むように
いつまでも燃える線香花火を翳して
未踏の延長戦で理想を繰り返し
未来の延長線上で
また 眩しいほど
同期する
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kurogaki
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