ひと粒の流れ星が涙みたい
花片は痕跡さえ果敢ないだけ

玻璃の睛で 搖れる希い
哀しさは滲んで
褪せた栞 棄てられず
終焉なき碧

砕けた泡 淵く

零れゆく時の沙が夜天みたい
何もかも幻想さえ虚しいだけ
甘やかな嘘の聲が飛沫みたい
透明な朔月さえ奇麗なだけ

睡りのなか 搖れる悼み
愛しさは歪んで
それは遙か 凍てついた
とめどなき碧

毀れた泡 眩む

喪った白と黒が夢限みたい
解けない追憶さえ恋しいだけ
悠すぎる過去の色が光みたい
煌めいた漣さえ切ないだけ

零れゆく時の沙が夜天みたい
何もかも幻想さえ虚しいだけ
甘やかな嘘の聲が飛沫みたい
透明な朔月さえ奇麗なだけ

泡沫は永遠のごとく搖蕩うまま

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

Being Transient

こちらのメロに寄せて http://piapro.jp/t/MUyl

『泡沫のなかから希う』

前のバージョンで読み仮名です。

閲覧数:288

投稿日:2015/06/04 01:00:06

文字数:307文字

カテゴリ:歌詞

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