その瞳曇らせて 夕立を降らせてあげよう
明るい君も良いけれど しおらしくても良いんじゃないかな?
随分勢いづいて 派手に転んでしまったね
折れてしまった赤いパンプス 後で拾っておいてあげようか

すりむいた膝 抱えながら 「どうしよう」って呟いた
暗い顔を 明るくする ために一緒に悩んで行こう

無防備な腕を 優しく包んでいるよ
君が今立ち上がるにはまだ 早すぎるから
その悲しい背中を そっと温めるよ
座ったままで泣いて御覧 心晴れるから


その窓を曇らせる しとしと降り込む雨模様
水玉の傘も良いけれど 芯まで濡れても良いんじゃないかな?
随分経った道夕暮れ までにお家に帰ろうか
折れてしまった心抱えて 後でココアで温めようか

透き通る夢 捉えながら 足元がお留守だった
似合わないね 背伸びをした 君に僕が選んであげよう

なんでもないように 立ち上がる君を見ていたよ
震える膝気付かずにまた 無理に笑うから
その哀しい性を ずっと見ているよ
座ったままで聴いておくれ 心に届けるから

無防備な寝顔 正しく歩んでいける
君はもう立ち上がれるだろう 僕も寂しいから
ずっと一緒にいるよ 天使の休息
座ったままでいておくれ ココアは如何かな?

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

天使の休息

転んで、失敗して、まずは「どうしよう、やっちゃった」って思うじゃないか。
立ち上がろうとか思う前にまず、不安になるじゃないか。痛いじゃないか。
でも、君はそんな暇もなくなんでもないように笑って立ち上がるじゃないか。
そんな笑顔は痛々しいじゃないか。
という歌。

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投稿日:2012/05/07 22:26:34

文字数:527文字

カテゴリ:歌詞

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