【A1】
どぶがわのとなりの だんちのはしっこが
ぼくらのすんでいるいえ
ときどき おかあさんが にんじんやパンとか
おいてって きえてくいえ
【B1】
きんじょのこどもが ぼくらのかおを
ふしぎそうにみる なにも しらないめで
【C1】
あたりまえにもらえる 「ふつう」がほしい
かどのいえから ずっともれてきこえる
あたりまえにもらえる 「ふつう」がほしい
ただの「ふつう」がほしい
ただの「ふつう」がほしい ほしい
【A2】
おとうさんはたぶん いたんだろうけど
どういうひとか しらない
クラスの せんせいは やさしいから こっそり
きゅうしょくの のこりくれる
【B2】
てをにぎりたい いっしょにねむりたい
みたゆめのはなし がっこうのはなししたい
【C2】
あたりまえにあえる 「かぞく」がほしい
どこのみちまわっても どこにでもいる
あたりまえにわらう 「かぞく」がほしい
ただの「ふつう」がほしい
ただの「ふつう」がほしい ほしい
【B3】
なんにもないひは こうえんにいって
おちてるマンガを ふたりでよみあさる
【C3】
あたりまえにもらえる 「ふつう」がほしい
どこのいえから もれてきこえる
あたりまえにもらえる 「ふつう」がほしい
ただの「ふつう」がほしい
ほんのわずかだけでいい ほしい
ふつうがほしい
社会派歌詞という事で、詞を考えさせて頂きました。
社会派テーマでいうと「育児放棄(ネグレクト)」でしょうか。
今は改築され綺麗になっていますが、
私の小中学校時代の友人が
とても小さくて古い、
台所と風呂場とトイレと居間が一体化したような間取りの
市営住宅にご家族で住んでまして、
その匂いを思い出しながら書きました。
この歌詞はあくまでフィクションなので、
その友人の状況は、そこまでひどくはなく、一部はひどかったりしました。
当時の私は今思うと残酷な位
「貧しさ」や「子供を大事にしない家庭環境」に理解がなく、
生来のものぐさもあって
流行ファッションにもグッズにも髪形にも興味がなかったので
本当に「ふつう」に彼女と接していました。
まだ小中学生が携帯電話を持ってない時代だったのも
幸いだったと思います。
残念ながら高校時代に疎遠になってしまいましたが…。
今なら少しだけ、彼女が置かれてた状況がハードだったろうって事が
分かります。本当にいい子でした。
約12-3年前にお父さんから逃げて、
多分その時の彼氏さんと結婚して幸せに過ごしてると思いますが、
どうか今もずっと幸せに過ごしている事を願うばかりです。
この詞はフィクションなので関係ない話ですが。
この詞について。
「本当の意味で優しくも頼りにもなってない大人」を「やさしいせんせい」という事にして混ぜ込んだり
「なんにもないひ」は何がなんにもないのか頭のすみっこで
考えさせるところが私らしい詞のポイントです。(少なッ)
せめて、この社会が
子供に悲しい思いをなるべくさせない社会であるといいですね。
この詞はmoguwan様の下記の曲を元に作詞させて頂きました。ありがとうございました。
↓
http://piapro.jp/t/-5PQ
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ご意見・ご感想
透P
ご意見・ご感想
H-YASSYさん、はじめまして!透と申します。
突然ですが、この詞に曲をつけさせていただいてもよろしいでしょうか…?
ぜひぜひよろしくお願いいたします。
2015/05/07 18:40:29