《いろは》
夏の空に たそがれ
僕は君を 見つけた
それはサハラに咲く オアシスの花
涼めく 紫苑(しおん)のようさ
《GUMI》
孤独の海に 漂う
私は 君と 出会った
訪れた瞳の やさしい色は
胸打つ 甘さなの
《いろは主旋律、GUMI下ハモリ》
遠く
ゆらめく 陽射しに 誘われて
素足を 残した 砂浜で
振り向く 二人は 潮騒(しおさい)に 見つめあった
静かな 雲間の 瞬間に
渚の 夕日が 告げていた
赤射す 海辺は 予感に満ちて
ドキドキ が 溢れてる
■
《GUMI》
まどろむ 熱帯の夜
二人は 歩いていた
芽吹いた トキメキに 気持ちを咲かせ
そよいだ 風に 飾る
《GUMI主旋律、いろは下ハモリ》
恋
星座の光 包み込んで
広がる 真夏の エメラルド
今、全てを歌いたくなる 気持ちなの
陽気に 流れる 音楽も
ゆらめく 素肌の 体温も
全てを 笑顔で 寄り添いたいの
軽やかに ステップ して
■
《ユニゾン》
こんなにも 二人は 違うのに
通じ合う 呼吸で 謳うのさ
それは 黄金色に 包み込む ハーモニーさ
君だけの 世界を 切り取って
華やいだ フォルムで 散りばめて
ココロの シネマに 映し出すのさ
それは まるで 神話に 描(えが)いた
始まりの 奇跡の ワンシーン
手を取る 二人の 永遠の ダンスさ
「ずっと恋したい」
そして
アーダムと イヴが 夢を齧(かじ)り
ファートゥムの 道へと 向かっても
全てを 分け合い 過ごしてたように
愛し合って いたいんだ
嗚呼 全ての事が 『永遠のメモリー』さ
言葉 で 説明できない できやしない
それでも 繋いだ絆を 感じていた
いつまでも 輝き続ける 二人だけの季節
永遠のメモリー
oharankoさんの曲
「M-122仮」
http://piapro.jp/t/uOCI
に寄せて
歌詞元の曲はとてもドラマチックで浪漫あふれるメロディだと感じました。
テーマの一つである「夏向けの明るく楽しい感じ」で頑張ってみました。
採用されました!
■後記
フリーテーマで書いた詞
「永遠」http://piapro.jp/t/NuhT
と比べると完成度は厳しいものがあり、ぎりぎりまで推敲を粘ったとはいえ自分の弱さが表れた詞だと思います。
ただ曲の魅力のおかげですが、マイリスを20を越えた事で相当安堵したのもの確か・・・本当に聞いてくれた方に感謝の気持ちで一杯になりました。
同時に、もし曲の魅力を伝え切っていたならばと悔いも凄くあります。
この歌が反面教師になって、雨色ラプソティーは推敲に相当な時間を費やしました。雨色ラプソティーの曲は、より難易度が高くて途中でめげそうになったのですが、2度とこういう気持ちを味わいたくないという力で推敲しきった気がします。
おそらく、有名なボカロPにおける詞というものの作業はこの延長にあるのではないか?とその時思いました。詞で苦しむボカロPの気持ちが少しだけ理解できた気がします。
コメント0
関連動画1
ご意見・ご感想