夕空 ビルの木陰で星を眺める夢をみたんだよ
脈を打つ一番星ひとつ

あれから 空を見上げて星を探したけれど
曇り空 現実は星など見えないよ

密やかに打ち上がる星 昇る空
ふたりで見届けた夜明けの星

地平の向こうの君から見えるだろうか
拍動する信号が 胸の滾りが
夢みた空に思い馳せて 鈍色夜空 独り睨んで立つよ 君もそうだと信じ


むなしいニュースがひとつ街を走って胸が塞ぐような
それさえも麻痺する時代で

街角 深呼吸して星を探したけれど
曇り空 現実は星など見えないよ

厳かに打ち上がる星 昇る空
ふたりで見届けた幼い星

地平の向こうの君から見えるだろうか
拍動する信号が 息づく様が
夢みた空に思い馳せて 鈍色夜空 独り睨んで立つよ

君がどこかで見上げてる空はどんなだろう
声も長く聞いてないね
顔を忘れちゃう前にもう一度君に会いたいよ


地平の向こうの君へ
見えるだろうか 大地の君への便り 眩い星が
誓った夢ははるかなれど 
何光年も先から来る輝きになぞらえ僕は立つ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

【応募用】ユメボシ(仮題)

■沖津海松様の(http://piapro.jp/t/Gys6)に宛てて投稿した歌詞です。残念ながら落選いたしました。

■(http://piapro.jp/t/mR8j)にひらがな歌詞があります。読みの参考に作りました。読めない造語はないと思いますが、お助けになると思います

■最後までどう譜を割れば良いのか悩んだ箇所がいくつかありますので、やりづらい箇所はお好きに改変してくださって構いません。タイトルも同様です

■イントロが通信音のように聞こえたところから世界観を得て、心に残っていたフレーズをもとに歌詞に仕立てました
 『星』は理想や夢、心臓、心の抽象として表現したつもりです
 『大地の君』は大地に自分の足で立っている君という意味です
 具体的な世界から抽象的な世界へ移行すること、中性的な世界観であることを心がけました
 最近疲れ気味なので「こんな応援歌が欲しいな」という気持ちで書きあげました。『夢を語り合った君とは、もう随分会ってないけれど元気かな?現実は辛いけれど夢の叶う日を目指して生きてるよ』
そんな、かつて夢を打ち上げた君へ贈る応援歌です

■素敵な楽曲や歌詞と出会えたことを嬉しく思います。採用の結果に関わらず完成を応援しています(追記:作品宛てコメントに誤字ありました。すみません)

閲覧数:258

投稿日:2017/10/08 22:39:00

文字数:446文字

カテゴリ:歌詞

  • コメント1

  • 関連動画0

  • 沖津 海松

    沖津 海松

    ご意見・ご感想

    丁寧に、慎重に言葉を選び、考えながら紡ぎ出した歌詞であることがひしひしと伝わってきました。そんな真摯な姿勢で歌詞を作ってくださった方にお褒めに預かるのはとても光栄に思います。私の作ったもので誰かの感情を動かすことができたなら、これ以上の喜びはありません。
    応募ありがとうございました!

    2017/10/12 01:21:27

クリップボードにコピーしました