平面的な言葉に捕われて
目の前塞ぐ貴女を喪って
ひりひり沁みる孤独に絆されて
五月蝿い虚無を連れ添い消えていく

四角形の感情に三角形の哀しみが転がる

決して交わらず
相容れ伴わず
狂想直走り
回想巡り出す
こじつけ道すがら
ほろろ鳴く旅烏

木枯らし吹き焦がれ
木漏れ日突き刺さり
蟋蟀掌で
紡いだ月虹歌

平面的な言葉を磨いても
掛かった靄が残像見せるだけ
おもむろ放る林檎は時遅し
吐き出しそれが雅味なる恋と知る

鋼鉄製の幸福にプラスチックのエゴイズム砕ける

答えは求めない
事実に見向かない
がむしゃら敗北者
斂葬掘り返す
愚かの帰路最中
苦笑い旅烏

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

こじつけ

閲覧数:104

投稿日:2014/08/25 21:24:32

文字数:282文字

カテゴリ:歌詞

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