有限ループ
歌詞
少しずつずれる、最後は朽ちてく
有限の輪廻が轍を引いた
明日を殴った、か細い腕が、
貴方の背を追いかけていたが。
未だ、誰も、知りえぬ、夜が待っている
笑う。何も知らず、燃ゆるは、光の歌
もう、遠い街の、喧騒、懐かしむ
霞むを数えて、全部嘘に変わった
少しずつ速く、最後は耐えられず
ちょっとした希望に、縋ってみる
強かに、ずっと、ひた隠してる
貴方の気づかぬ場所で、咲かす
濃紺、破る、光速を眺む
貴方が繋いだ、点と線
「見てよ、空がこんなにも素敵よ」
私は、やがて、息を切らした
この夜だけでいくら掻き毟った?
動悸する胸に、香るもの
虚ろの具現化、貴方はみとれた
幼気な、万華鏡みたいに
北を軸にずれる
濡れきった朝焼けの冷たさで、喉、渇く
「魘されてた」と、君は、肩を震わせている
久々に佇んだ、向日葵の散華を
待たずに、熟れて征くは、私の胸の果実
ほら、見上げてみろよ
昨日と同じ夜だよ
貴方が繋いだ光速が、向こうでまた光るから
あの歌の事は、覚えているけれど、
迸る鼓動が拒んだ
堕ちる光速を、貴方と見ていた
こんな夜に佇むのは嫌だ……
廻ってゆく廻ってゆく廻ってゆく廻ってゆく
廻ってゆく廻ってゆく廻ってゆく
廻って。
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